BIND 9.x に過剰な CPU 負荷を誘発する脆弱性、速やかな対策を強く推奨 | ScanNetSecurity
2026.09.13(日)

BIND 9.x に過剰な CPU 負荷を誘発する脆弱性、速やかな対策を強く推奨

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は3月26日、BIND 9.xの脆弱性(過剰なCPU負荷の誘発、CVE-2026-1519)について発表した。影響を受けるバージョンは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は3月26日、BIND 9.xの脆弱性(過剰なCPU負荷の誘発、CVE-2026-1519)について発表した。影響を受けるバージョンは以下の通り。

9.20系列:9.20.0-9.20.20
9.18系列:9.18.0-9.18.46
それ以外の系列:9.11.0-9.16.50

 DNSSECでは問い合わされたデータが存在しないことを、存在するデータを示すことで証明(不在証明)しているが、存在するドメイン名そのものをNSECリソースレコード(RR)で示す方式と、ドメイン名そのものに代え、ドメイン名のハッシュ値をNSEC3 RRで示す方式の2種類がある。

 BIND 9.xにはNSEC3 RRによる不在証明の取り扱いに不具合があり、特別に細工されたDNSSEC非対応(Insecure)の委任を検証する際に過剰な反復処理が発生してCPUリソースが枯渇し、namedのパフォーマンスが低下する可能性がある。外部の攻撃者がこの状況を発生させることができた場合、namedのパフォーマンスが低下し、サービスが妨害される可能性がある。

 開発元のISCでは、本脆弱性の深刻度(Severity)を「高(High)」と評価している。

 JPRSでは、本脆弱性を修正したパッチバージョン(BIND 9.20.21/9.18.47)への更新、または、各ディストリビューションベンダーからリリースされる更新の適用を、速やかに実施するよう強く推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

    立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

  2. フロンティア AI 時代の脆弱性対処を支援するセキュリティ向け AI 技術「cotomi Security for Industry」を NEC が開発

    フロンティア AI 時代の脆弱性対処を支援するセキュリティ向け AI 技術「cotomi Security for Industry」を NEC が開発

  3. 通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

    通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

  4. いまでやが管理する注文情報が外部流出した可能性、フィッシングサイト上でカード情報を入力する被害も

    いまでやが管理する注文情報が外部流出した可能性、フィッシングサイト上でカード情報を入力する被害も

  5. 耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

    耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

ランキングをもっと見る
PageTop