ブラジルで Carpet Bombing(絨毯爆撃型攻撃)の検知が目立つ ~ A10 Defend 観測レポート | ScanNetSecurity
2026.04.01(水)

ブラジルで Carpet Bombing(絨毯爆撃型攻撃)の検知が目立つ ~ A10 Defend 観測レポート

 A10ネットワークス株式会社は3月25日、「A10 Defend観測レポート」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
世界でのDDoS攻撃発生状況
世界でのDDoS攻撃発生状況 全 2 枚 拡大写真

 A10ネットワークス株式会社は3月25日、「A10 Defend観測レポート」を発表した。

 同社のセキュリティソリューションブランドである「A10 Defend」配下の製品「A10 Defend Threat Control」では、A10のセキュリティリサーチチームがDDoS攻撃の状況をワールドワイドで観測・追跡・調査した結果をSaaSとして提供しており、同レポートでは、A10 Defend Threat Controlによる2026年2月21日から3月20日までのDDoS攻撃観測データを紹介している。

 同レポートによると、3月はブラジルでのCarpet Bombing(絨毯爆撃型攻撃)の検知数の多さが目立ち、58万2,110件でトップとなった。同国でのDDoS攻撃検知数は、1月のレポートで最上位、2月のレポートではTop 5圏外だったが、3月は再びの登場となっている。主な攻撃対象は、ブラジルのインターネットサービスプロバイダなどとなっている。

 その他のDDoS攻撃検知数では、イランへの攻撃が6万7,150件、米国への攻撃が6万830件と先月に引き続き上位となっている。攻撃時間は約65%が5分以下であった。

 今回、標的に対して用いられた攻撃手法のうち、約48%がブラジルへのCarpet Bombing攻撃で頻繁に確認されたCLDAPプロトコルを用いたAmplification攻撃で、DNSを用いた攻撃は約42%となった。Carpet Bombingは、個々の標的をねらうのではなく、悪意のあるトラフィックを広範囲のIPアドレスにばらまく攻撃で、個々のIPアドレスに対するDDoSトラフィックの量がそれほど多くない場合でも、攻撃全体のトラフィック量は膨大になることがある。この特徴により、単純なIPアドレス毎の閾値設定によるDDoS防御では、常にその閾値を下回るような攻撃となり防御が発動せず、そのため、最新のDDoS攻撃対策が必要となる。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務提携していた文教堂も被害に ~ 日販グループ 元従業員による情報漏えい

    業務提携していた文教堂も被害に ~ 日販グループ 元従業員による情報漏えい

  2. 元従業員、クラウド → メール → 退職後DL の三段階で情報持ち出し

    元従業員、クラウド → メール → 退職後DL の三段階で情報持ち出し

  3. ユーザのパスワード悪用による不正アクセスから ActiveDirectory を含むサーバが暗号化

    ユーザのパスワード悪用による不正アクセスから ActiveDirectory を含むサーバが暗号化

  4. サイバー犯罪者の大半は「いい歳したおっさん」だった

    サイバー犯罪者の大半は「いい歳したおっさん」だった

  5. 福岡教育大学で Google グループのアクセス権限設定不備、計 142 名の個人情報が閲覧可能な状態に

    福岡教育大学で Google グループのアクセス権限設定不備、計 142 名の個人情報が閲覧可能な状態に

ランキングをもっと見る
PageTop