CrewAI に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.11.02(月)

CrewAI に複数の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月9日、CrewAIにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月9日、CrewAIにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

CrewAI

 マルチエージェントAIシステムを構築するためのフレームワークCrewAIには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・Pythonコードを実行するためのCodeInterpreterToolにおいて、Dockerが利用できない場合に、SandboxPythonが用いられるため、C言語の関数呼び出しによりコードが実行される(CVE-2026-2275)
→リモートコード実行

・複数のRAG検索ツールにおいてURLが適切に検証されていないため、内部またはクラウドのサービスからコンテンツを取得可能なサーバサイドリクエストフォージェリの脆弱性が存在する(CVE-2026-2286)
→サーバサイドリクエストフォージェリ

・CrewAIにおいて、Dockerの実行状態が正しくチェックされず、代わりにサンドボックスが使われる可能性がある(CVE-2026-2287)
→リモートコード実行

・JSONの読み込み処理において、入力パスの検証が行われていないため、サーバ上の任意のローカルファイルを読み取られる可能性がある(CVE-2026-2285)
→任意のファイル読み取り

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、CVE-2026-2275とCVE-2026-2287については、CrewAI 1.11.0で修正されている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 他の職員のIDとパスワードを使用し複数回にわたり庁内共有フォルダに不正アクセス、上司の印影の偽造も

    他の職員のIDとパスワードを使用し複数回にわたり庁内共有フォルダに不正アクセス、上司の印影の偽造も

  2. 「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、情報が公開された顧客に上限300万円の特別見舞金

    「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、情報が公開された顧客に上限300万円の特別見舞金

  3. AIの進化がもたらす脆弱性対応の新たな波 ~ Internet Week 2026

    AIの進化がもたらす脆弱性対応の新たな波 ~ Internet Week 2026

  4. PingCAPに不正アクセス、日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えい

    PingCAPに不正アクセス、日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えい

  5. WPプラグインの脆弱性悪用 ~ ティエスエスリンクのウェブサイトに不正アクセス、製品にはセキュリティ上の問題 確認されておらず

    WPプラグインの脆弱性悪用 ~ ティエスエスリンクのウェブサイトに不正アクセス、製品にはセキュリティ上の問題 確認されておらず

ランキングをもっと見る
PageTop