株式会社アルカディアは10月19日、10月13日に公表した同社が運営する「SpeeCAN RAIDEN」への不正アクセスについて、現時点で判明している事実、影響範囲、対応状況、今後の対応方針について発表した。
同社では10月11日に、「SpeeCAN RAIDEN」への不正アクセスが疑われる不審な挙動を確認しており、10月12日午前3時頃に侵入経路を塞ぐ応急措置を講じるとともに、影響範囲を特定するための調査を開始していた。
同社では、添付ファイルを公開しているメディアサーバに内部のURLにアクセスできるディレクトリパストラバーサルが存在しており、内部ソースファイルが取得されたことで、設定ファイル内のサービス間ログイン用シークレットキーが取得され、第三者からシークレットキーを利用した、アカウントIDへの総当たり攻撃が実施され、ログインされたセッションから内部情報が取得されたという。
同社によると、NET119・119RAIDENで漏えいの可能性があるとし、NET119については9,020 件のメールアドレスに紐づく個人情報が対象であると確定している。
また、同社では10月13日に、不正なメール配信を検知している。同社では不正なプログラムによって、外部にメール配信された状況など詳細な調査を継続しており、現時点で総数が1,423,428件 であること判明している。
同社では現在、ディレクトリパストラバーサルの解消、不正なソースコードが存在しないこと、データベースが健全であること、諸々の設定ファイル及びcronなどの設定に問題がないことを確認している。
同社では今後、外部の会社に委託して脆弱性診断を受けるとのこと。

