バイオメトリクスの本格始動、間近 | ScanNetSecurity
2026.11.05(木)

バイオメトリクスの本格始動、間近

 007シリーズの世界が単なる絵空事ではなく現実となる日が間もなくやって来るかもしれない。顔や指紋、声などで個人を識別するバイオメトリクス(生体測定法)はまだ一般的に実用の段階ではなく、次世代の機器という感がある。しかしニューヨークで開催されたPC エキス

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 007シリーズの世界が単なる絵空事ではなく現実となる日が間もなくやって来るかもしれない。顔や指紋、声などで個人を識別するバイオメトリクス(生体測定法)はまだ一般的に実用の段階ではなく、次世代の機器という感がある。しかしニューヨークで開催されたPC エキスポで展示されたバイオメトリクス開発企業による製品の数々は、将来的普及を十分に予感させるものだった。

 PCエキスポを主催するInternational Biometrics Group社(ニューヨーク本社)の共同経営者Samir Nanavati氏は「マイクロソフト社が最近、近い将来Windows基本ソフトにバイオメトリクス技術を導入することを発表した。それを受けてクライアントはバイオメトリクス技術の開発研究を力を注ぎ、今や調査の段階から実用段階へと移行しつつある」と述べ、そして企業が最も注目するバイオメトリクスは、社内のデータベースにアクセスする際の個人認証装置であると付け加えた。

 マイクロソフト社は5月にI/O Software社のバイオメトリクス技術用APIのライセンス契約を締結した。Windowsにバイオメトリクスの技術を導入することで、ユーザはパスワードの代わりに指紋や声紋でログオンできるようになる。
 マサチューセッツ州リトルトンに拠点を置くViisage社は、顔面認識システムを発表した。同社の会長兼CEO(最高経営責任者)Tom Colatosti氏は、現在銀行数社と提携して顔面認識システムとATMを統合する研究を進めており、今年の末もしくは2001年初頭までには本格的な実用化に踏み切る予定だと述べた。Viisage社の顔面認識システムはペテン師を捕らえるための監視システムとして現在48店のカジノで採用されている。

《ScanNetSecurity》

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