暗号化標準を選定(米商務省) | ScanNetSecurity
2026.10.25(日)

暗号化標準を選定(米商務省)

 米政府は10月2日、高度暗号化標準(Advanced Encryption Standard:AES)にベルギーの2人の研究者が開発したアルゴリズムを選定した。
 このAES選定は米商務省の国立標準技術研究所(NIST)が世界中の暗号開発者にアルゴリズムの開発を呼びかけ、3年にわたる審査を経て

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 米政府は10月2日、高度暗号化標準(Advanced Encryption Standard:AES)にベルギーの2人の研究者が開発したアルゴリズムを選定した。
 このAES選定は米商務省の国立標準技術研究所(NIST)が世界中の暗号開発者にアルゴリズムの開発を呼びかけ、3年にわたる審査を経て行われた。最終候補に残った5つのアルゴリズムの中から選ばれたのは、Proton World International社のJoan Daemen氏とベルギーのCatholic大学電子工学部の研究者Vincent Rijmen氏が開発したRijndaelアルゴリズムだ。

 128ビット、192ビット、256ビットの鍵サイズがあるAESは、現在使用されている56ビット鍵サイズのデータ暗号化標準(Data Encryption Standard:DES)の後継として使用される。米政府は、1990年代初めからDESに代わる標準の必要性を検討してきた。DESは極秘指定されていない機密扱いデータを保護するため米政府の暗号化標準として採用される一方、多数の銀行によりデータ通信を介した決済にも使用されている。

 1970年代半ばIBM社により開発されたDESは、1977年に暗号化標準として米商務省の承認を得た。しかし現状は、多くのアプリケーションが必要とするセキュリティ・レベルを供給できずにいた。Triple DESとして知られているDESの変種は、DESよりも信頼性の高いセキュリティを供給するが十分とは言えない。
 RijndaelアルゴリズムはDES同様、多数の政府機関により採用される予定
だ。しかし、採用に関し米政府は強制力を持たない。


《ScanNetSecurity》

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