ウェブサーバに侵入したハッカーと密会(マイクロソフト社) | ScanNetSecurity
2026.10.24(土)

ウェブサーバに侵入したハッカーと密会(マイクロソフト社)

 マイクロソフト社は、同社のウェブサーバに侵入したオランダ人ハッカーDimitriと会合を持ったことを認めた。同社の広報担当Michiel Gosens氏によると、Dimitri(19歳)は先週(11月第3週)アムステルダム空港の近くにある同社のオランダ支社を訪れ、同社の広報担当責任

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 マイクロソフト社は、同社のウェブサーバに侵入したオランダ人ハッカーDimitriと会合を持ったことを認めた。同社の広報担当Michiel Gosens氏によると、Dimitri(19歳)は先週(11月第3週)アムステルダム空港の近くにある同社のオランダ支社を訪れ、同社の広報担当責任者の他3名の社員と会った。マイクロソフト社が同社のウェブサーバに侵入したハッカーと会合を持つのは今回が初めてだという。

 Dimitriは今月(11月)上旬、2度に渡って同社の同じウェブサーバに侵入しており、しかも2回目の攻撃は同社がそのサーバのセキュリティホールにパッチをあてたと発表した後に行われたものだった。Dimitriは、同社のシステムに侵入の成功を記したファイルを作成し、メディアに知らせた。

 Gosens氏はDimitriとの会談の内容に関しては明らかにせず「とても有益な話し合いだった」と述べるに留まった。他方、Dimitriも「会談に関しては口止めされている」と大手ソフトメーカーの圧力に屈したのか言葉少なに語った。そしてマイクロソフト社は現在のところ、Dimitriに対し法的措置を取らないと発表した。

 今回の密会に関し、セキュリティ専門家Elias Levy氏は次のような見解を述べた。「会談の内容がセキュリティに関するものだったのは明白だ。仮にDimitriが新しいセキュリティホールを見つけた場合、マイクロソフト側としてはそのホールを公にしたくないだろう。ハッカーが攻撃した会社を訪ねるのは異例のことである。通常は、電話かオンラインで話し合われるものだ。Dimitriは法的措置を取られることを恐れたのだろう」。

 尚、業界筋によると、マイクロソフト社側としてはDimitriとの会合を公にしたくなかったようだ。

《ScanNetSecurity》

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