CeBITで顔認証のバイオメトリクス技術を披露(Visionics社) | ScanNetSecurity
2026.09.30(水)

CeBITで顔認証のバイオメトリクス技術を披露(Visionics社)

 ドイツで開催されている技術展示会CeBITで、Visionics社が顔面認証のバイオメトリクス技術『FaceIT』を披露した。顔の特徴を2秒以内に捉えて“ロックオン(連続追跡)”が可能な同システムは、普通の顔面を86パラメータほどに縮小し、顔の特徴を高速検索データベースに

国際 海外情報
 ドイツで開催されている技術展示会CeBITで、Visionics社が顔面認証のバイオメトリクス技術『FaceIT』を披露した。顔の特徴を2秒以内に捉えて“ロックオン(連続追跡)”が可能な同システムは、普通の顔面を86パラメータほどに縮小し、顔の特徴を高速検索データベースに記録するものだ。そのデータベースのデータ記憶容量は一つの顔面につき100バイト以下であるため、何千人分もの画像ファイルを通常のPCハードディスクに格納することできる。
 同社の事業開発責任者Tim Pidgeon氏は「データベースが比較的小さいため、ほんの数秒で膨大な数の顔面検索が可能になる。同社の技術は、空港や港などの入国審査で活用され、入国管理官の業務を大幅に軽減するだろう」と説明した。同氏によると、『FaceIT』システムは自動化されているため、空港間でデータベースが連結されている場合は、たとえ異なる空港もしくは国においても容易に特定の人物を追跡できる。また、顎ヒゲをたくわえた男性の画像と後のヒゲのを剃った同じ男性の画像を一致させることも可能だ。さらに、同システムは顔面IDデータのみを保存し、名前や他の識別データを必要としないのでプライバシーを侵害する恐れもない。

 同氏は、オフィス環境のPCの安全性を確保する手段としても『FaceIT』システムは非常に有用であるとアピールし「部外者の誰かがログオンしようとても、顔面特徴が『FaceIT』と一致しない限り無理だろう。『FaceIT』は、職場のコンピュータの安全性を実現するソフトだ」と述べた。

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. モンベル・グローバルサイトに不正アクセス、最大15名分の個人情報が第三者に不正に取得された可能性

    モンベル・グローバルサイトに不正アクセス、最大15名分の個人情報が第三者に不正に取得された可能性

  2. 不正プログラム設置 ~ 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻ウェブサイトに不正アクセス

    不正プログラム設置 ~ 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻ウェブサイトに不正アクセス

  3. 商船三井クルーズで営業情報を保存した外部記憶媒体を紛失、就航準備中のクルーズ船「MITSUI OCEAN SAKURA」の船内で保管

    商船三井クルーズで営業情報を保存した外部記憶媒体を紛失、就航準備中のクルーズ船「MITSUI OCEAN SAKURA」の船内で保管

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第52回「2026年8月の情報漏えい」約一割で逮捕・懲戒・行政指導

    今日もどこかで情報漏えい 第52回「2026年8月の情報漏えい」約一割で逮捕・懲戒・行政指導

  5. 扶桑電通が社外関係者と利用していた共有フォルダに不正アクセス、26,489件の個人情報が漏えいした可能性

    扶桑電通が社外関係者と利用していた共有フォルダに不正アクセス、26,489件の個人情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop