【詳細情報】ベンダー各社がPNGライブラリーのセキュリティアップデートを出荷(更新情報) | ScanNetSecurity
2026.07.26(日)

【詳細情報】ベンダー各社がPNGライブラリーのセキュリティアップデートを出荷(更新情報)

◆概要:
 ベンダー各社が、Unix、Microsoft Windowsオペレーティングシステムの標準的なPNG(Portable Network Graphics)であるlibpngのアップデートパッケージの出荷を開始した。

国際 海外情報
◆概要:
 ベンダー各社が、Unix、Microsoft Windowsオペレーティングシステムの標準的なPNG(Portable Network Graphics)であるlibpngのアップデートパッケージの出荷を開始した。

 16ビットサンプルの処理に用いられるlibpngのコンポーネントでバッファオーバーランが発見された。開始オフセットが正しく計算されない為、欠陥を悪用する特殊画像の作成ができる。攻撃者はオーバーフローバッファから構造化された文字を受け渡し、任意のプログラムを実行できる。又は、未構造化の文字の受け渡しにより、システムをクラッシュさせることが可能。

 尚、当該問題と最近のlibpngのセキュリティアップデート(ID# 112988, Nov. 13, 2002; ID# 112971, Nov. 13, 2002)とは別件である。


◆情報ソース:
・Debian Project (DSA 213-1), Dec. 19, 2002
・Gentoo Technologies Inc. (200301-7), Jan. 08, 2003
・Red Hat Inc. (RHSA-2003:006-06), Jan. 13, 2003
・SuSE Inc. (SuSE-SA:2003:0004), Jan. 14, 2003
・Terra Soft (YDU-20030114-2), Jan. 14, 2003
・OpenPKG Project (OpenPKG-SA-2003.001), Jan. 15, 2003
・MandrakeSoft Inc. (MDKSA-2003:008), Jan. 20, 2003

◆キーワード:
 Linux Mandrake 8.1 Linux Mandrake 8.0
 Linux Mandrake 7.2 MandrakeSoft: Corporate Server 1.0.1
 Linux Mandrake 8.2

◆分析:
 (iDEFENSE米国)新しいパッケージは悪用可能なバッファオーバーランの欠陥に対処している。多くのソフトウェアパッケージがlibpngを使用しているため、早急に当該欠陥に対処する必要がある。残念ながら、全ての不正PNG画像のソース(ウェブ、電子メール)をブロックすることは不可能であり、ユーザーの脅威は解消されていない。

◆検知方法:
 以下を含むlibpng-1.2.6beta2以前の全バージョンのlibpngで、この問題が確認されている。

・MandrakeSoft社は、Mandrake Linuxバージョン7.2、8.0、8.0/PPC、8.1、8.1/IA64、8.2、8.2/PPC、9.0、Single Network Firewall 7.2、Multi Network Firewall 8.2で脆弱性を確認している。
・The OpenPKG Projectは、OpenPKG CURRENT、1.1、1.0で脆弱性を確認している。
・SuSE社は、SuSE Linux 7.1、7.2、7.3、8.0、8.1、SuSE Linux Database Server、SuSE eMail Server 3.1、SuSE eMail Server III、SuSE Firewall Adminhost VPN、SuSE Linux Admin-CD for Firewall、SuSE Firewall on CD 2 - VPN、SuSE Firewall on CD 2、SuSE Linux Enterprise、Server for S/390、SuSE Linux Connectivity Server、SuSE Linux Enterprise Server 7、SuSE Linux Enterprise Server 8、SuSE Linux Office Server、UnitedLinux 1.0で脆弱性を確認している。
・Terra Soft社は、Yellow Dog Linux 2.3で脆弱性を確認している。
・レッドハット社は、Red Hat Linux 6.2、7.0、7.1、7.2、7.3、8.0で脆弱性を確認している。
・Gentoo Technologies社は、全バージョンのGentoo Linuxで脆弱性を確認している。
・The Debian Projectは、Debian Linux 2.2、3.0で脆弱性を確認している。

その他のLinux、BSDベンダーの多くが脆弱である。

◆ベンダー情報:
 以下のアップデート、パッチがリリースされている。

・MandrakeSoft社がリリースしたlibpngのアップデートは、 http://www.mandrakesecure.net/en/advisories/advisory.php?name=MDKSA-2003:008 で入手可能。
・OpenPKGがリリースしたlibpngのアップデートは、 http://www.openpkg.org/security/OpenPKG-SA-2003.001-png.html で入手可能。
・SuSE社がリリースしたlibpngのアップデートは、 http://www.suse.de/de/security/2003_004_libpng.html で入手可能。
・Terra Soft社がリリースしたlibpngのアップデートは、 http://yellowdoglinux.com/resources/errata/YDU-20030114-2.txt で入手可能。
・レッドハット社がリリースしたlibpngのアップデートは、 http://rhn.redhat.com/errata/RHSA-2003-006.html で入手可能。
・Gentoo Technologies社がリリースしたアップデートパッケージは、以下のコマンドを用いて検索可能。
 emerge rsync
 emerge xpdf
 emerge clean
・The Debian Projectがリリースしたlibpngのアップデートは、 http://www.debian.org/security/2002/dsa-213 で入手可能。


※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
  アイディフェンス社の iAlert サービスについて
  http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml
  情報の内容は以下の時点におけるものです。
 【12:14 GMT、01、21、2003】

《ScanNetSecurity》

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