月間インターネット・セキュリティレポートを配信開始(シマンテック)
株式会社シマンテックは2月3日、2003年1月度の月間インターネット・セキュリティレポートを発表した。同レポートは、従来の月間「ウイルス被害ランキング」に、「不正アクセスランキング」を加えたもので、今月より配信が開始された。
ウイルス被害ランキングによる
製品・サービス・業界動向
業界動向
ウイルス被害ランキングによると、1月度の国内における被害第1位は「W32.Klez」で508件、全世界では18,420件。続く2位は「HTML.Redlof.A」で114件、3位は「W95.Hybris」で51件の被害が報告された。全世界では、2位の「W32.Sobig」、3位の「W32.Lirva」といった大量メール送信型ワームによる被害が急増した。
今月から登場した「不正アクセス被害ランキング」は、シマンテックの侵入検知システム「DeepSight Threat Management System」のセンサーによる検知結果をランキングにしたもの。同レポートによると、1月度の1位はSQLExp Incoming Worm Attack。これは、1月24日に発見された大規模な通信障害を起こしたワーム「W32.SQLExp.Worm」による攻撃で、全世界で2,284,607件のイベント数が報告されている。
http://www.symantec.co.jp/region/jp/presscenter/index.html
《ScanNetSecurity》