2002年下半期の Internet Security Threat Report を発表(米Symantec)
米Symantecは2月4日、2002年下半期のサイバー・セキュリティの動向をまとめた「Internet Security Threat Report(インターネット・セキュリティ脅威レポート)」を発表した。このレポートは、ネットワーク上の攻撃、脆弱性、不正なコードに関する30テラバイト以上のデ
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同レポートによると、サイバー攻撃活動の件数が史上初めて減少し、2002年下半期の合計件数は上半期に比べ6%減少しているとのこと。攻撃件数、深刻なダメージの発生率が最も多かったのは、電力会社とエネルギー関連企業。しかし、新しい脆弱性の数は2,524件にのぼり、2001年と比べ81.5%増加している。不正なコードとして報告件数が多かったのは、依然として「Opaserv」などの複合型の脅威だが、「CodeRed」以前の脅威に比べると、与えるダメージが大幅に少なくなっているとのこと。
同レポートは年に2回無償で発表しており、米SymantecのWebサイト(英語)にて閲覧可能となっている。
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year03/030204.html
《ScanNetSecurity》