W32/Sobigワーム 7番目の亜種出現を警告(英クリアスウィフト) | ScanNetSecurity
2024.05.06(月)

W32/Sobigワーム 7番目の亜種出現を警告(英クリアスウィフト)

 英クリアスウィフトは9月17日、W32/Sobigワームの亜種の出現が差し迫っているとの警告を発表した。
 W32/Sobigは、2003年1月に発生したW32/Sobig.Aから先日大きな被害をもたらしたW32/Sobig.Fまで、現在6種存在する。W32/Sobig.Fは事前のプログラム設定によって2003年

製品・サービス・業界動向 業界動向
 英クリアスウィフトは9月17日、W32/Sobigワームの亜種の出現が差し迫っているとの警告を発表した。
 W32/Sobigは、2003年1月に発生したW32/Sobig.Aから先日大きな被害をもたらしたW32/Sobig.Fまで、現在6種存在する。W32/Sobig.Fは事前のプログラム設定によって2003年9月10日に活動を停止しているが、クリアスウィフトのThreatLabがワームの値を解析した結果によると、「今後リリースされるワームにも再度利用される可能性のある一貫した文字列の値が存在する」とのこと。また、ThreatLabマネージャPete Simpson氏は「弊社では7番目が現れるのは時間の問題と見ています。新バージョンの発信から拡散停止までの間隔は、7日未満のものから、長ければ35日を超えるものもあります」と述べている。
 クリアスウィフトは、これらの脅威を事前に発見することが最も効果的な回避策であるとしている。同社が提供している電子メールのフィルタリングソフトウェア「CS MAILsweeper for SMTP」には語彙分析ツールが搭載されており、これを利用して共通の文字列の値や添付ファイル形式、実行型ファイルごとにブロックし、Sobigの亜種による攻撃の危険を事前に回避することができる。

http://www.clearswift.co.jp/news/press_030917.html

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

    モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

  4. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  5. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

    サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

  8. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  9. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  10. インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

    インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

ランキングをもっと見る