進むフィッシング詐欺対策の一方で利用者に不要な混乱も発生( nProtect ) | ScanNetSecurity
2026.02.03(火)

進むフィッシング詐欺対策の一方で利用者に不要な混乱も発生( nProtect )

フィッシング対策ツール nProtect が東京スター銀行やUFJ銀行に導入されている。しかし、そのツールを利用するに当り、一時的にセキュリティレベルを下げるような指示がでたり、銀行サイト以外のサイトに飛ばされるなど慎重な利用者が不安を感じたり、混乱に陥りやすい状

製品・サービス・業界動向 業界動向
フィッシング対策ツール nProtect が東京スター銀行やUFJ銀行に導入されている。しかし、そのツールを利用するに当り、一時的にセキュリティレベルを下げるような指示がでたり、銀行サイト以外のサイトに飛ばされるなど慎重な利用者が不安を感じたり、混乱に陥りやすい状況になっている。
すでに利用者から問題を指摘する声もでている。

問題を指摘している利用者のブログ
http://www.nantoka.com/~kei/diary/?200504a&to=200504041#200504041

今回、銀行で採用されている nProtect は「nProtect Netizen」という製品であるが、 nProtect シリーズにはネットゲーム「リネージュII」用の「nProtect Gameguard」という製品も存在する。こちらの製品は2005年1月に外部からのアクセスを可能にするセキュリティホールが発見されている。

フィッシング対策が進むのは好ましいことであるが、実際の導入の前に十分な確認(ユーザビリティを含めた)が不可欠といえる。今回のサービスは、一般利用者にセキュリティレベルを下げさせたり、ベンダのサイトに突然飛ぶなど、利用者を著しく不安に陥れるようになっている。
フィッシング詐欺に気をつけるような注意深い利用者が導入するのをためらってしまうようなサービスとなってしまったのは残念である。


日本企業で初めてフィッシング詐欺対策機能を装備したツールを導入
(東京スター銀行)
https://www.netsecurity.ne.jp/10_2154.html


nProtect Gameguard
https://www.netsecurity.ne.jp/6_1404.html
http://www.securityfocus.com/archive/1/387574

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

    “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

  2. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  3. 成果報酬型の脆弱性診断サービス登場

    成果報酬型の脆弱性診断サービス登場

  4. エフエム東京へのサイバー攻撃指摘する SNS 投稿、データの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

    エフエム東京へのサイバー攻撃指摘する SNS 投稿、データの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

  5. 翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

    翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

ランキングをもっと見る
PageTop