電子メールの添付ファイルを介して拡散するBagle.DVワーム | ScanNetSecurity
2024.05.08(水)

電子メールの添付ファイルを介して拡散するBagle.DVワーム

サイバーディフェンス社からの情報によると、Bagle.DVは、電子メールを介して拡散するBagleワーム系列の新しい亜種である。Bagle.DVは現在、実環境で急速に拡散している。
Bagle.DVは、DNSサーバのMXを参照することにより、攻撃対象のSMTPサーバを探す。見つからない場合

製品・サービス・業界動向 業界動向
サイバーディフェンス社からの情報によると、Bagle.DVは、電子メールを介して拡散するBagleワーム系列の新しい亜種である。Bagle.DVは現在、実環境で急速に拡散している。
Bagle.DVは、DNSサーバのMXを参照することにより、攻撃対象のSMTPサーバを探す。見つからない場合、217.5.97.137をSMTPサーバとして使用する。また、TCPポート80でバックドアを開く。感染先のシステムでNetskyワームが実行されないようにする。Mutexを作成するだけでなく、Netskyのレジストリエントリを削除する。
Bagle.DVは電子メールの添付ファイルを介して拡散する。ただし、添付ファイル自体はBagleではなく、Bagleのダウンローダーである。受信メールは電子メールの添付ファイルの開封を促すような内容で作成されている。送信メールは、感染先コンピュータから収集した電子メールに、Bagleワームの一部であるSMTPエンジンを使用して送信される。


※この情報は株式会社サイバーディフェンス
 ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については
 下記のアドレスまでお問い合せください。
 問い合わせ先: scan@ns-research.jp
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【11:52 GMT、09、22、2005】

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  5. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  8. セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

    セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

  9. 「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

    「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

  10. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

ランキングをもっと見る