スピア型サイバー攻撃判定システム開発のための共同実証実験を開始(NICT) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

スピア型サイバー攻撃判定システム開発のための共同実証実験を開始(NICT)

独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は3月3日、重要な社会インフラの運営体等を狙った「スピア型サイバー攻撃」へ対処するための技術を施策し、実証実験を開始した。同実験にはトレンドマイクロ株式会社、株式会社ラックが参加し、3月末日まで実施する予定。スピア型サ

製品・サービス・業界動向 業界動向
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は3月3日、重要な社会インフラの運営体等を狙った「スピア型サイバー攻撃」へ対処するための技術を施策し、実証実験を開始した。同実験にはトレンドマイクロ株式会社、株式会社ラックが参加し、3月末日まで実施する予定。スピア型サイバー攻撃とは、政府機関や金融、情報通信などを狙った攻撃のこと。

スピア型サイバー攻撃は通常のサイバー攻撃と異なり、特定の組織のみに対してマルウェア(ウィルス等)を送り付けるなど、攻撃対象が限定的であることが特徴。このため攻撃を早期に検知し、判定するためのシステム開発が切望されていた。今回試作したシステムは、プロトコルを活用し、スピア型サイバー攻撃を直ちに検知判定するためのもの。実証実験にて、同システムの有効性の検証を行なうほか、今後も体制等を見直し、さらなる実験も計画している。

http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h19/080303/080303_1.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop