2009年は、USBメモリによる感染が常套化した1年(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロ株式会社は1月7日、2009年12月および2009年年間のインターネット脅威マンスリーレポートを発表した。発表によると、2009年12月の不正プログラム感染被害の総報告数は1,646件で、2009年11月の2,262件から減少している。不正プログラム感染被害報告数ラ
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2009年年間では、不正プログラム感染被害の総報告数は45,310件で、2008年同期の56,880件から約20.3%減少した。USBメモリ関連の不正な設定ファイル「MAL_OTORUN」の報告が集中し、USBメモリ経由の感染が目立つ1年となった。「MAL_OTORUN」は2008年8月以来15ヶ月連続で1位となり、年間の報告数は3,617件と、2008年と比べて約750件増加している。総報告数の約8.0%を占め、前年の5.0%より大幅に増加しており、USBメモリによる感染が常套化したと言える。年間ランキングの1位は「MAL_OTORUN」(3,617件)、2位は「WORM_DOWNAD」(1,538件)、3位は「BKDR_AGENT」(784件)、4位は「TSPY_KATES」(470件)、5位は「TSPY_ONLINEG」(467件)となっている。
トレンドマイクロ:インターネット脅威マンスリーレポート - 2009年12月度
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20100107013910.html
トレンドマイクロ:インターネット脅威年間レポート - 2009年度
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20100107014909.html
《ScanNetSecurity》