Web改ざん手法に変化、SQLインジェクションから内部脅威に--レポート発表(ラック) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

Web改ざん手法に変化、SQLインジェクションから内部脅威に--レポート発表(ラック)

株式会社ラックは3月17日、同社のセキュリティ監視センター「JSOC(Japan Security Operation Center)」が収集・分析を行った、2009年通期(1月〜12月)におけるインターネットの脅威傾向を「JSOC侵入傾向分析レポートVol.14」としてまとめ、発表した。同社Webサイトか

製品・サービス・業界動向 業界動向
株式会社ラックは3月17日、同社のセキュリティ監視センター「JSOC(Japan Security Operation Center)」が収集・分析を行った、2009年通期(1月〜12月)におけるインターネットの脅威傾向を「JSOC侵入傾向分析レポートVol.14」としてまとめ、発表した。同社Webサイトから無料でダウンロードできる。レポートによると、2009年は年間を通じてWebサイトの改ざんを狙った攻撃が多く発生した。

上半期は、SQLインジェクションなどの外部から直接Webサイトを改ざんする攻撃が多く検知され、下半期はこれらの検知件数が減少し、企業内部のコンピュータが悪性プログラムに感染させられるという攻撃に変化した。つまり、Windowsアカウントを悪用する「Conficker」やWebサイト管理者のFTPアカウントを窃取する「Gumblar」などの悪性プログラムが企業内部ネットワークに蔓延し、インシデントの発生につながった。特に下半期におけるGumblarは、複数企業のWebサイトが改ざんされるなどの被害を引き起こした。

http://www.lac.co.jp/news/press20100317.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop