マカフィーのウイルス対策製品でWindowsのシステムファイルを誤検知(マカフィー) | ScanNetSecurity
2024.05.08(水)

マカフィーのウイルス対策製品でWindowsのシステムファイルを誤検知(マカフィー)

マカフィー株式会社は4月22日、Windows系プラットフォームで動作する同社の「法人向け McAfee VirusScan Enterprise 8.5i、8.7i」「法人向け OEM(HP/Acer)販売の McAfee Total Protection Service 5.0」「個人向け マカフィー・ウイルススキャン製品」において、定義フ

製品・サービス・業界動向 業界動向
マカフィー株式会社は4月22日、Windows系プラットフォームで動作する同社の「法人向け McAfee VirusScan Enterprise 8.5i、8.7i」「法人向け OEM(HP/Acer)販売の McAfee Total Protection Service 5.0」「個人向け マカフィー・ウイルススキャン製品」において、定義ファイルがWindowsのシステムファイルをマルウェアとして誤検知することが判明したと発表した。同定義ファイルはすでに削除されており、誤検知を含まないファイルが提供している。

これは、4月21日(日本時間4月22日)に同社がリリースしたウイルス定義ファイル「DAT(5958)」において、Windowsシステムのサブセットにあるファイル(svchost.exeの特定バージョン)を「w32/wecorl.a」として誤認するというもの。このDATファイルがシステムに適用されると、マイクロソフト社のシステムファイル「svchost.exe」を削除あるいは隔離してしまう。これまでユーザから、システムが「ブルースクリーン」になる現象からネットワーク接続ができなくなる現象、USBが使用できない、再起動できないなど、さまざまな現象が報告されているという。同社では復旧手順を公開し、対応を呼びかけている。

http://www.mcafee.com/japan/announcement/100422_dat5958.asp

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  5. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  8. セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

    セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

  9. 「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

    「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

  10. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

ランキングをもっと見る