Windowsにおけるショートカットファイル処理の脆弱性検証レポートを発表(NTTデータ・セキュリティ)
NTTデータ・セキュリティ株式会社は7月20日、Windowsシェルにおけるショートカットファイル処理の脆弱性(CVE-2010-2568)に関する検証レポートを公開した。この脆弱性は、細工されたショートカットファイル「.lnk」をWindowsエクスプローラで表示させることにより任意の
製品・サービス・業界動向
業界動向
同社では、Windows XP SP3を検証ターゲットシステムとして、この脆弱性の再現性を検証した。検証は、ターゲットシステムにWebブラウザを通じて細工したサイトをロードさせることで任意のコードを実行するというもので、今回の検証に用いたコードはターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するものであった。この結果、誘導先のコンピュータ(Ubuntu 9.10)上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取が可能であることが検証された。
http://www.nttdata-sec.co.jp/article/vulner.html
《ScanNetSecurity》