「原田」以降の技術向上を試したかった--イカタコウイルス作成者を逮捕(警視庁)
警視庁は8月4日、「イカタコウイルス」を作成し、ファイル共有ソフトを通じて無職男性(37歳)にダウンロード、感染させPC内のファイルを壊したとして、中辻正人容疑者(27歳)を器物損壊の疑いで逮捕したと発表した。中辻容疑者は、「原田ウイルス」の作者として知られ
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イカタコウイルスが仕込まれたファイルを開くと、PC内のファイルをすべてイカやタコなどの画像に上書きする。感染した無職男性は異常に気づきPCの電源を落としたが、ハードディスク内の約64,000のファイルのうち約11,000件が上書きされた。上書きされたファイルの復元は非常に困難なため、器物損壊罪を適用したという。中辻容疑者は今回のウイルスについて「前回の逮捕以降、自分のプログラミング技術がどれだけ向上したかをみたかった」と供述しているという。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/index.htm
《ScanNetSecurity》