大阪市敬老優待乗車証交付申請書を紛失、誤廃棄の可能性(大阪市)
大阪市は8月6日、大阪市西成区役所保健福祉課(地域福祉)にて、大阪市敬老優待乗車証交付申請書を紛失し、大阪市敬老優待乗車証の交付に遅延が発生したことが判明したと発表した。
インシデント・事故
インシデント・情報漏えい

これは8月1日に、6月10日に同申請書を提出したA氏から大阪市敬老優待乗車証が届いていないと申し出があり、同区にて手続き状況を確認したところ、6月10日の申請受理後、6月13日に敬老優待乗車証システムへ更新申請入力を行っているものの、その後に必要な手続きを行っておらず、乗車証が交付されていないことと当該申請書の紛失が8月2日に判明したというもの。同区では、同様の処理漏れがないか調査したところ更に4名、申請書を紛失し乗車証の交付が行われていないことが判明した。
同区では、申請書を受理した後に業務システムへ入力し、乗車証発行業務を委託している会社へ申請書を送付することになっていたが、これらの処理の中で誤って他の不要書類に紛れて破棄されたと推測され外部への漏えいの可能性は無いとのこと。
同区では、A氏を含めた5名に対し、紛失及び乗車証の交付遅延について謝罪し申請書の再提出を依頼した。
同区では今後、作業を行う際に他の書類と一緒にならないよう机の上を整理する等留意し再発防止に努めるとのこと。
《ScanNetSecurity》
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