安全と思われているファイルにもウイルスが潜む--10月度ウイルス届出状況(IPA/ISEC)
独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は11月4日、2010年10月度の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。また10月、Adobe Readerの脆弱性を解消するための修正プログラムが提供されたが、9月からその脆弱性を悪用する攻
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10月のコンピュータウイルス届出状況では、ウイルス検出数は約3.4万個と、9月の約3.4万個から同水準での推移となった。届出件数は996件となり、9月の1,082件から7.9%の減少となっている。コンピュータ不正アクセス届出状況では、10月の不正アクセス届出件数は14件で、このうち8件は何らかの被害があった。相談件数は40件で、このうち15件が何らかの被害に遭っている。被害届出の内訳は、侵入5件、アドレス詐称1件、なりすまし2件となっている。ウイルス・不正アクセス関連相談総件数は1,813件で、このうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が603件(9月は820件)、「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が13件(9月は13件)、Winnyに関連する相談が7件(9月は3件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が1件(9月は2件)などとなっている。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2010/11outline.html
《ScanNetSecurity》