Excelでローカルユーザの権限を奪取される脆弱性に関する検証レポート(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.04.16(木)

Excelでローカルユーザの権限を奪取される脆弱性に関する検証レポート(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、 Excelにおける変数初期化処理の脆弱性に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は11月14日、Microsoft Office Excelにおける変数初期化処理の脆弱性(CVE-2011-0105、MS11-021)に関する検証レポートを公開した。これは、Microsoft社のOffice製品である「Excel」に、リモートから任意のコードを実行可能な既知の脆弱性(CVE-2011-0105)。この脆弱性はExcelの変数初期化処理に存在する。Excelファイルを解析中に正しく変数を初期化しないことから、バッファオーバーフローを引き起こす可能性がある。この脆弱性を悪用することで、ローカルユーザと同じ権限が奪取される危険性がある。同社では今回、この脆弱性の再現性について検証した。

検証は、Microsoft Windows XP SP3およびMicrosoft Excel 2007 SP2を検証ターゲットシステムとして実施した。検証は、ターゲットシステムに細工したExcelファイルを閲覧させ、脆弱性を利用した攻撃コードを実行することで任意のコードを実行されるというもの。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるように誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムの操作が可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Linux)上にターゲットシステム(Windows XP)の情報が表示され、リモートからターゲットシステムの操作が可能になることが検証された。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

    「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

  2. 佐藤工業の作業所の NAS に不正アクセス、本人情報と緊急連絡先が閲覧された可能性

    佐藤工業の作業所の NAS に不正アクセス、本人情報と緊急連絡先が閲覧された可能性

  3. 不正アクセスの被害原因は「ID、パスワード管理の不備」が最多に ~ 2025年「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」

    不正アクセスの被害原因は「ID、パスワード管理の不備」が最多に ~ 2025年「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」

  4. ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

    ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

  5. 178,782件の迷惑メール送信 ~ 奈良女子大学のメール送信サーバに設定上の不備

    178,782件の迷惑メール送信 ~ 奈良女子大学のメール送信サーバに設定上の不備

ランキングをもっと見る
PageTop