Excelでローカルユーザの権限を奪取される脆弱性に関する検証レポート(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.07.27(月)

Excelでローカルユーザの権限を奪取される脆弱性に関する検証レポート(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、 Excelにおける変数初期化処理の脆弱性に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は11月14日、Microsoft Office Excelにおける変数初期化処理の脆弱性(CVE-2011-0105、MS11-021)に関する検証レポートを公開した。これは、Microsoft社のOffice製品である「Excel」に、リモートから任意のコードを実行可能な既知の脆弱性(CVE-2011-0105)。この脆弱性はExcelの変数初期化処理に存在する。Excelファイルを解析中に正しく変数を初期化しないことから、バッファオーバーフローを引き起こす可能性がある。この脆弱性を悪用することで、ローカルユーザと同じ権限が奪取される危険性がある。同社では今回、この脆弱性の再現性について検証した。

検証は、Microsoft Windows XP SP3およびMicrosoft Excel 2007 SP2を検証ターゲットシステムとして実施した。検証は、ターゲットシステムに細工したExcelファイルを閲覧させ、脆弱性を利用した攻撃コードを実行することで任意のコードを実行されるというもの。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるように誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムの操作が可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Linux)上にターゲットシステム(Windows XP)の情報が表示され、リモートからターゲットシステムの操作が可能になることが検証された。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Apache Struts 2.x においてパーサの値検証不備により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

    Apache Struts 2.x においてパーサの値検証不備により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  2. 経済産業省と内閣官房国家サイバー統括室、SBOM 共有ビジョンに関する国際ガイダンスに共同署名

    経済産業省と内閣官房国家サイバー統括室、SBOM 共有ビジョンに関する国際ガイダンスに共同署名

  3. 100万人以上の大型事故が前年から 3 倍増 ~ 2025年 上場企業の個人情報漏えい・紛失事故

    100万人以上の大型事故が前年から 3 倍増 ~ 2025年 上場企業の個人情報漏えい・紛失事故

  4. 和歌山大学「バーチャルツアー」が踏み台に、外部サイトに転送

    和歌山大学「バーチャルツアー」が踏み台に、外部サイトに転送

  5. 「女の転職 type」にリスト型アカウントハッキング、フォレンジック調査と社内調査に内容の相違なし

    「女の転職 type」にリスト型アカウントハッキング、フォレンジック調査と社内調査に内容の相違なし

ランキングをもっと見る
PageTop