形骸化していたiOSガイドライン、「Path」の他にも連絡先データ無断使用(アップル) | ScanNetSecurity
2026.04.25(土)

形骸化していたiOSガイドライン、「Path」の他にも連絡先データ無断使用(アップル)

 米アップルは15日(現地時間)、広報担当のTom Neumayr氏がアプリの連絡先データ無断使用問題について発表した。iOSの修正版をリリースし、この行為を禁止する予定だという。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
Pathのアプリはすでにオプトインが行われるように修正されている
Pathのアプリはすでにオプトインが行われるように修正されている 全 2 枚 拡大写真
 米アップルは15日(現地時間)、広報担当のTom Neumayr氏がアプリの連絡先データ無断使用問題について発表した。iOSの修正版をリリースし、この行為を禁止する予定だという。

 この問題は、ソーシャルネットワーク「Path」のアプリがiPhoneの連絡先データを無断で自社サーバーにアップロードしていたことが発覚して注目された。Pathは激しい非難を受けて全てのデータを削除したが、その後、同様の行為を行なっているアプリがほかにもあることがわかった。

 アプリが連絡先データを無断で使用することは、従来からアップルの定めるガイドラインで禁止されている。しかし、それを守っていないアプリが複数App Storeで配布されていたことについて、アップルにも責任の一端があるとする意見もある。アップルは全てのアプリについて、ガイドラインに違反していないか審査を行なっているはずだからだ。

 今回のアップルの発表は、形骸化していたガイドラインの内容を厳格に遵守させるためのものといえる。修正版ではアプリが連絡先データにアクセスするには、事前にユーザーに了解を求める「オプトイン」が必須となる。

 過去にはユーザーの位置情報を多くのアプリが勝手に使用していたことが問題となり、iOSの修正版で位置情報をアプリが使用する際はオプトインが必須となる修正が行われたことがある。

iOSの連絡先データ無断使用禁止を厳格化、修正版もリリース

《山田 正昭@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. IPA が SCS評価制度の詳細を公表

    IPA が SCS評価制度の詳細を公表

  2. 村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

    村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

  3. 役員の名前を騙った第三者がファイル送信を要求 社員名簿と連絡先が流出

    役員の名前を騙った第三者がファイル送信を要求 社員名簿と連絡先が流出

  4. 受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

    受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

  5. 医療システム開発企業のコーポレートサイトで SSL 証明書が有効期限切れ

    医療システム開発企業のコーポレートサイトで SSL 証明書が有効期限切れ

ランキングをもっと見る
PageTop