ブラウザのトラッキングを禁止するDNTを支持(米連邦取引委員会) | ScanNetSecurity
2026.02.03(火)

ブラウザのトラッキングを禁止するDNTを支持(米連邦取引委員会)

 米連邦取引委員会(FTC)はインターネットでの消費者のプライバシー保護についての枠組みとなるフレームワークを提案し、企業や議会に導入を勧告する報告書を公開した。懸案となっているブラウザのトラッキングについては、これを禁止するDNT(Do Not Track)を支持した。

国際 海外情報
連邦取引委員会(FTC)
連邦取引委員会(FTC) 全 2 枚 拡大写真
 米連邦取引委員会(FTC)はインターネットでの消費者のプライバシー保護についての枠組みとなるフレームワークを提案し、企業や議会に導入を勧告する報告書を公開した。懸案となっているブラウザのトラッキングについては、これを禁止するDNT(Do Not Track)を支持した。

 インターネットではこの数ヶ月のあいだに利用者のプライバシーを脅かす事件が相次いでおり、プライバシー保護のあり方について関心が高まっている。特に大きな事件だったのは、GoogleがアップルのブラウザであるSafariの設定を迂回してウエブ閲覧履歴など個人情報の収集をするトラッキングを行なっていたとする報道。この報道をきっかけに多くのIT企業や広告企業が日常的にトラッキングを行なっている実態が知れ渡り、大きな注目を集めた。

 事態の大きさにオバマ大統領はインターネットでのプライバシー保護を目的とした新法案「Consumer Privacy Bill of Rights」を2月23日に発表。この中にトラッキングを禁止するDNTを盛り込んでいる。

 今回のFTCの広告書はプライバシー保護について5項目を挙げているが、その内の一つがトラッキングの禁止、つまりDNTだ。FTCの報告書に強制力はないものの、これを機にIT業界の機運はDNT導入へ大きく傾くと予想される。

 報告書ではこの他にモバイルサービス提供者へのプライバシー保護の呼びかけ、データブローカーに対する規制強化、自主規制ルールの尊守などの内容を盛り込んでいる。

連邦取引委員会、インターネットのプライバシー保護の新しい枠組みを企業と議会に勧告

《山田 正昭@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

    “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

  2. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  3. ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策

    ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策PR

  4. 企業で検討したが正式導入しなかったアプリに不正アクセス、顧客の氏名と電話番号流出

    企業で検討したが正式導入しなかったアプリに不正アクセス、顧客の氏名と電話番号流出

  5. 東京電力グループのサイバーセキュリティ対策全体概要 ~ 防災とセキュリティ対策を一元化

    東京電力グループのサイバーセキュリティ対策全体概要 ~ 防災とセキュリティ対策を一元化

ランキングをもっと見る
PageTop