100万台以上のPCでボットネットを構成するウイルスの大規模拡散を確認(Dr.WEB) | ScanNetSecurity
2026.07.15(水)

100万台以上のPCでボットネットを構成するウイルスの大規模拡散を確認(Dr.WEB)

Dr.WEBは、100万台を超える感染したコンピュータによるボットネットの構築を可能にするウイルス「Win32.Rmnet.12」の大規模な拡散について発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は4月19日、100万台を超える感染したコンピュータによるボットネットの構築を可能にするウイルス「Win32.Rmnet.12」の大規模な拡散について発表した。「Win32.Rmnet.12」は、Windows PCを感染させてバックドアとして機能し、一般的なFTPクライアントによって保存されたパスワードを盗む。これらのパスワードは後に、ネットワーク攻撃を仕掛けたり、Webサイトを感染させる目的で使用されることがある。また、リモートサーバから受け取ったコマンドを実行することもできるが、コマンドにはOSの動作を停止させてしまうものもあるという。

このウイルスは、感染したフラッシュドライブ経由で、感染した実行ファイルから、あるいはhtmlドキュメントに組み込まれた特別なスクリプト(ブラウザウィンドウで悪意のあるWebページが開かれるとウイルスをコンピュータに保存する)を使用するなど、多種多様な方法でコンピュータに侵入する。当初ボットの台数は比較的少数であったが、徐々に増加し倍増へと加速している。4月15日現在、1,400,520台の感染したホストが含まれ、その数は着実に増加を続けている。感染コンピュータは、インドネシア、バングラデシュ、ベトナムなどが多い。なお、現在「Win32.Rmnet.12」のネットワークはDr.Webによって完全にコントロールされており、犯罪者がこれにアクセスし、感染したコンピュータに害を及ぼすことはないとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

    高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

  2. KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

    KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

  3. アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

    アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

  4. Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

    Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

  5. アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

    アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

ランキングをもっと見る
PageTop