Zeus系の新たな脅威「Citadel」は手厚いサポートが売り--AFCCニュース(EMCジャパン) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

Zeus系の新たな脅威「Citadel」は手厚いサポートが売り--AFCCニュース(EMCジャパン)

EMCジャパン RSA事業本部は、フィッシングやオンライン犯罪関連ニュース「Monthly AFCC NEWS Vol.57」を発行した。トピックとして「サイバー犯罪ビジネスに転機をもたらすZeus系Citadel Trojan」を取り上げている。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部 シニアマーケティングプログラムマネージャー 水村明博氏
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部 シニアマーケティングプログラムマネージャー 水村明博氏 全 7 枚 拡大写真
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部は4月26日、フィッシングやオンライン犯罪関連ニュース「Monthly AFCC NEWS Vol.57」を発行した。本ニュースは、RSAが提供するフィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction」の中核であるAFCC(Anti-Fraud Command Center:不正対策指令センター)がまとめたもの。本号ではトピックとして「サイバー犯罪ビジネスに転機をもたらすZeus系Citadel Trojan~徹底した“顧客”サポートで存在感増すCitadelの開発サポートチーム~」を取り上げている。

Zeus Ver.2.0の発展系であるCitadelの最大の特徴は「サポートコミュニティに対する約束」であり、地下市場であるにもかかわらず通常の法人向けビジネスにおけるプロフェッショナルサービスのような「整備されたカスタマーサービス」の存在をRSAにおいても確認しているという。3月のフィッシング攻撃総数は、19,141件と1月からの減少傾向が継続しており、前月比で9%減少した。ただし、昨年も同時期に減少傾向が続いた後に大きく増加しているため、油断は禁物としている。3月にフィッシング攻撃を受けたブランド数は、2月の281件から8%増加の303件であった。日本でホストされたフィッシングサイト数は10件と、2月の263件から大幅に減少した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop