日本は19.35%のユーザーがセキュリティ未対策(米マカフィー) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

日本は19.35%のユーザーがセキュリティ未対策(米マカフィー)

 米マカフィーは30日、個人ユーザーのPCセキュリティ状況について、グローバル調査した結果を発表した。2011年1月から11月にかけて、24カ国で調査を実施。毎月平均2,700万台〜2,800万台のPCにおける任意のスキャンデータを分析した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
基本的なセキュリティ対策を施している個人ユーザー割合の国別ランキング
基本的なセキュリティ対策を施している個人ユーザー割合の国別ランキング 全 4 枚 拡大写真
 米マカフィーは30日、個人ユーザーのPCセキュリティ状況について、グローバル調査した結果を発表した。2011年1月から11月にかけて、24カ国で調査を実施。毎月平均2,700万台~2,800万台のPCにおける任意のスキャンデータを分析した。

 その結果、調査対象となった個人ユーザーの83%が、基本的なセキュリティ対策を施していた一方で、17%は、ウイルス対策ソフトをインストールしていないか、期限が切れていることが判明した。

 基本的なセキュリティ対策を施しているPCの割合が最も高かった国はフィンランドで、90.3%が対策を施していた。逆に最も低かった国はシンガポールで、78.25%が対策を施していた。ちなみに、「そもそもセキュリティソフトをインストールしていない」というPCの割合が最も高かった国はスペインで、16.33%。「インストールしてはいるものの、無効化している」ユーザーの割合が最も高かった国はシンガポールで、11.75%だった。

 日本は対策を施しているユーザー数でみると下位にランクインしており、19.35%が未対策で、セキュリティ対策済みは80.65%だった。また、13.2%のユーザーがセキュリティソフトをインストールしておらず、6.15%のセキュリティソフトは、無効化されていた。

個人PC、最も守られている国はフィンランド、最下位はシンガポール……マカフィー調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  3. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  4. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop