Windows 8のセキュリティ対策の弱点と、それを保護する最新版ノートン(シマンテック) | ScanNetSecurity
2026.01.14(水)

Windows 8のセキュリティ対策の弱点と、それを保護する最新版ノートン(シマンテック)

シマンテックは、技術説明会「Next@Norton」を開催、「最新の脅威~ネット犯罪とWindows 8」「ノートン最新版およびWindows 8」が紹介された。

脆弱性と脅威 脅威動向
発表を行った、シマンテックの林氏(左)および吉田氏(右)
発表を行った、シマンテックの林氏(左)および吉田氏(右) 全 8 枚 拡大写真
株式会社シマンテックは7月17日、技術説明会「Next@Norton」を開催した。本説明会は、最新の脅威や同社の新製品に搭載される技術、機能などを紹介するもので、年に一回開催されている。今回は「最新の脅威~ネット犯罪とWindows 8」「ノートン最新版およびWindows 8」が紹介された。最新の脅威では、同社セキュリティレスポンス、ディベロップメントマネージャである林薫氏が「脅威」の観点からWindows 8を説明した。Windows 8では保護に関する新規機能が少なく、その大半はWindows Vistaや7で利用されている技術。そのため、Windows Vistaや7の脅威が8でも有効になるとしている。

また、OSの起動時にウイルス対策ドライバが先に読み込まれ、サードパーティのプラグインドライバをスキャンする「ELAM」がWindows 8に搭載されるが、ここにはデジタル署名かファイルハッシュしか登録できず、その数も限られている。このため脅威の亜種やポリモーフィックの脅威には対応できないと指摘する。さらに「Windows Defender」は保護機能が乏しく、Windows Explorer向けのスマートスクリーンフィルタはレピュテーションベースのため、蔓延度でしか脅威を判別できないとした。ハードウェアの感染をブートプロセス時にチェックする「UEFI」は対応ハードウェアが限られ、すべてのユーザを守るには不十分であるとしている。最新の感染手法やルートキットについても紹介した。

ノートン最新版については、同社ノートン事業部リージョナルプロダクト マーケティング シニアマネージャである吉田一貫氏が紹介した。9月に提供が予定されている「ノートン」の最新版は、製品からサービスへ移行する「バージョンレス」、それによる「再起動の必要がないこと」「より安全に」「より速く」の4つがポイントであるとした。Windows 8ではMetroと既存のデスクトップの双方に対応し、Metro版では現状把握や各種設定が行える「メイン画面」、クラウドでやり取りするデータをチェックする「クラウドスキャナー」、情報漏えい対策の「IDSafe」が組み込まれたオリジナルのブラウザ「Norton Private Browser」が提供される。「詐欺対策インサイト」もアップデートされ、クラウドソーシング手法やビッグデータシステム、データ分析を組み合わせ、全体的なフィッシング詐欺対策の有効性を向上するとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

    埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. 宅地建物取引士証の交付時に誤った顔写真を貼り付け

    宅地建物取引士証の交付時に誤った顔写真を貼り付け

  4. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  5. 人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

    人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

ランキングをもっと見る
PageTop