現取締役会会長のスティーブ・ベネット氏が社長兼CEOに就任(米シマンテック)
米シマンテックは米国時間25日、エンリケ・セーラム社長兼CEOが役職を退き、取締役会会長であるスティーブ・ベネット氏が、新たに社長兼CEOに就任したことを発表した。ベネット氏は引き続き、取締役会会長も務める。
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スティーブ・ベネット氏は、2010年2月にシマンテックの取締役会に加わり、2011年に会長に就任。それ以前の2000年から2007年までは、インテュイット(Intuit)社の社長兼CEOを務めていた。インテュイット社に入社する前は、ゼネラル・エレクトリック社に23年間勤務。数多くの事業でさまざまな主要管理職を歴任したとのこと。
ベネット氏は現在、アメリカン航空とその親会社であるAMRコーポレーション、ならびにクアルコム(Qualcomm)社の役員も務めている。
今回のCEO就任にあたりベネット氏は「シマンテックは強い長所を持ちながらも、商機を考えれば十分な業績をあげているとは言えないと私は考えています。既存の大きな資産を基礎として、すべてのステークホルダーに対しシマンテックの価値創造を加速できるよう、チームと協力していくことを楽しみにしています」とのコメントを寄せている。
シマンテック、経営トップの交代を発表……現会長のスティーブ・ベネット氏が新CEOに
《冨岡晶@RBB TODAY》
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