「データ消失に対する稀薄な危機意識」が事故原因に(ファーストサーバ) | ScanNetSecurity
2026.08.16(日)

「データ消失に対する稀薄な危機意識」が事故原因に(ファーストサーバ)

 ファーストサーバは31日、第三者調査委員会の「調査報告書(最終報告書)」および「調査報告書(最終報告書)<要約版>」を受領したことを発表した。再発防止に向けての取り組みについても、近日中に発表する予定。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
「調査報告書(最終報告書)<要約版>」表紙
「調査報告書(最終報告書)<要約版>」表紙 全 3 枚 拡大写真
 ファーストサーバは31日、第三者調査委員会の「調査報告書(最終報告書)」および「調査報告書(最終報告書)<要約版>」を受領したことを発表した。再発防止に向けての取り組みについても、近日中に発表する予定。

 同社では6月20日よりサーバ障害が発生。WEBやメールなどのデータが消失する事態(第1事故)となるとともに、復旧作業の過程において、取り違えによる情報漏えい(第2事故)も発生するなど、大規模なトラブルとなっていた。そのため同社では、6月28日に「第三者調査委員会」を設置するとしていた。

 「調査報告書(最終報告書)」には、同社の業務上の機密情報および従業員の氏名等のプライバシーに関わる情報も含まれるため、今回、「調査報告書(最終報告書)<要約版>」のみを公表。事故の原因究明に必要な情報はすべて記載されているとしている。

 「調査報告書(最終報告書)<要約版>」は17ページのPDFファイルで、「調査の概要」「第1事故について」「第2事故について」の3章で構成。第三者調査委員会による調査は6月28日~7月30日に行われ、開示資料、事情聴取による情報をまとめたものとなっており、事故の背景と今後の再発防止策が記載されている。ちなみに事故原因としては、「開発・運用管理体制の問題」「脆弱なシステム構造の問題」「データ消失に対する稀薄な危機意識」があげられている。

ファーストサーバ、第三者調査委員会による「調査報告書(最終報告書)」の要約版を公開

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

    リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

  2. 正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

    正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

  3. 防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

    防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

  4. 「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

    「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

  5. みずほ銀行ら4社の「サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援」にトムソン・ロイターと日立製作所が参画

    みずほ銀行ら4社の「サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援」にトムソン・ロイターと日立製作所が参画

ランキングをもっと見る
PageTop