「MS-CHAPv2」の脆弱性を受け注意喚起、VPNや無線LANはプロトコル確認を(ラック) | ScanNetSecurity
2026.08.25(火)

「MS-CHAPv2」の脆弱性を受け注意喚起、VPNや無線LANはプロトコル確認を(ラック)

ラックは、「MS-CHAPv2」プロトコルにパスワードが完全に解読されてしまう脆弱性が発見され、公表されたことを受け、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
株式会社ラックは8月23日、「MS-CHAPv2(Microsoft CHAP version 2)」プロトコルに、パスワードが完全に解読されてしまう脆弱性が発見され、公表されたことを受け、注意喚起を発表した。同プロトコルは、暗号化通信(VPN)や無線LAN(WPA2)の認証として、一般企業で広く使われているもの。本脆弱性には、通信内容が読み取られたりネットワークに侵入できてしまうリスクがあることが判明している。

想定される影響範囲は、Windows等に標準で搭載されているVPN通信や、無線LAN(WPA2 Enterprise)があり、このほかにもISPへの接続やSMTP認証など、あらゆる認証機能においてMS-CHAPv2を使用している場合には対応が必要となる。同社では推奨する対策として、VPN通信ではプロトコルとしてPPTPを使用している場合、すぐに使用を中止し代替手段を検討する。代替手段としてL2TP に変更する場合、L2TP/IPSECとする(ただしPSKは不可)。無線LANではWPA2 Enterpriseの1世代前のWPA Enterpriseはすぐに使用を取りやめ、EAP-TLS、PEAPv1/EAP-GTC、EAP-SIMのいずれかを推奨している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDI の ISP 事業者向けメールシステムに不正アクセス、個人情報保護委員会が行政指導

    KDDI の ISP 事業者向けメールシステムに不正アクセス、個人情報保護委員会が行政指導

  2. 学研メディカルサポート管理の Web サイトに WordPress の脆弱性を狙った不正アクセス

    学研メディカルサポート管理の Web サイトに WordPress の脆弱性を狙った不正アクセス

  3. 手順書に管理者権限を有するアカウント情報を誤記載 ~ 東芝テックの「ShopCraft」で他のユーザーの情報が閲覧可能に

    手順書に管理者権限を有するアカウント情報を誤記載 ~ 東芝テックの「ShopCraft」で他のユーザーの情報が閲覧可能に

  4. 共同通信社の職員アカウントが第三者に不正利用された可能性、外部から情報提供があり発覚

    共同通信社の職員アカウントが第三者に不正利用された可能性、外部から情報提供があり発覚

  5. 板橋の強盗事件の被疑者の画像を公開(警視庁)

    板橋の強盗事件の被疑者の画像を公開(警視庁)

ランキングをもっと見る
PageTop