「Internet Explorer」に任意のコードを実行される緊急、未対応の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Microsoftが提供するWebブラウザ「Internet Explorer」にリモートから任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Internet Explorer 7」「Internet Explorer 8」「Internet Explorer 9」には、解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたHTMLドキュメントを閲覧することで任意のコードが実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNではEnhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)を適用する、Data Execution Prevention(DEP)を有効にすることで本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》