「Adobe Flash Player」に複数の脆弱性、アドビがアップデートを公開(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

「Adobe Flash Player」に複数の脆弱性、アドビがアップデートを公開(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、米アドビ社が10月8日(現地時間)、「Security updates available for Adobe Flash Player:APSB12-22」を公開したことについて注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月9日、米アドビ社が10月8日(現地時間)、「Security updates available for Adobe Flash Player:APSB12-22」を公開したことについて注意喚起を発表した。Windows版の「Adobe Flash Player 11.4.402.278およびそれ以前」、Mac版の「Adobe Flash Player 11.4.402.265およびそれ以前」、Linux版の「Adobe Flash Player 11.2.202.238およびそれ以前」、Android版の「Adobe Flash Player 11.1.115.17およびそれ以前」(Android 4.x)、同「Adobe Flash Player 11.1.111.16およびそれ以前」(Android 3.x、2.x)には複数の脆弱性が存在する。

今回公開された対策版により複数の脆弱性(CVE-2012-5248、CVE-2012-5249、CVE-2012-5250、CVE-2012-5251、CVE-2012-5252、CVE-2012-5253、CVE-2012-5254、CVE-2012-5255、CVE-2012-5256、CVE-2012-5257、CVE-2012-5258、CVE-2012-5259、CVE-2012-5260、CVE-2012-5261、CVE-2012-5262、CVE-2012-5263、CVE-2012-5264、CVE-2012-5265、CVE-2012-5266、CVE-2012-5267、CVE-2012-5268、CVE-2012-5269、CVE-2012-5270、CVE-2012-5271、CVE-2012-5272)が修正される。これらの脆弱性が悪用されると、攻撃者にAdobe Flash Playerを不正終了されたり、任意のコードを実行される可能性がある。JPCERT/CCでは、各社が提供する対策済みソフトウェアへアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop