領土問題の影響か、Web改ざん被害が急増--四半期ウイルス届出状況(IPA) | ScanNetSecurity
2026.06.05(金)

領土問題の影響か、Web改ざん被害が急増--四半期ウイルス届出状況(IPA)

IPA技術本部 セキュリティセンターは、2012年第3四半期の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談受付状況」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
四半期ごとのウイルス届出件数推移
四半期ごとのウイルス届出件数推移 全 4 枚 拡大写真
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 セキュリティセンターは10月17日、2012年第3四半期(7月~9月)の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談受付状況」を発表した。ウイルス検出数では、「W32/Mydoom」が全体の半数以上を占め、増加傾向にある。一方「W32/Netsky」は減少傾向にあり、2012年第2四半期以降は届出件数、検出数ともW32/Mydoomに逆転された形となっている。ウイルス感染による被害届出は「W32/Downad」が1件、「W32/Fujacks」が1件の合計2件であった。感染経路は、外部からの媒体が1件、不明が1件となっている。感染原因は、対策ソフトのパターンファイルが古かったためが1件、不明が1件。

2012年第3四半期のウイルス届出件数は2,595件となり、前四半期の2,660件から65件の微減となった。コンピュータ不正アクセス届出状況では、Web改ざん被害の届出件数の増加が際立った。これは今年特有の、一部島しょの領有権に関する、近隣国からの抗議行動の一環によるものと推測している。不正アクセス届出件数は38件で、そのうち36件に何らかの被害があった。相談件数は2,819件で、被害届出の内訳は、「ワンクリック請求に関する相談」が717件(前四半期は693件)、「偽セキュリティソフトに関する相談」が95件(前四半期は57件)、「Winnyに関連する相談」が19件(前四半期は13件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメールに関する相談」が6件(前四半期は7件)などとなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 横浜DeNAベイスターズ日本一優勝パレード2024 支援者情報が漏えいした可能性 ~ CAMPFIRE への不正アクセス

    横浜DeNAベイスターズ日本一優勝パレード2024 支援者情報が漏えいした可能性 ~ CAMPFIRE への不正アクセス

  2. 株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

    株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

  3. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

  4. 東京デジタルアカデミーポータルサイトでの設定不備、CSV ファイルのダウンロードを確認

    東京デジタルアカデミーポータルサイトでの設定不備、CSV ファイルのダウンロードを確認

  5. DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開

    DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開

ランキングをもっと見る
PageTop