この手法は、自動化された脅威解析システムを素通りして、悪意あるコードをこっそりと持ち込むよう設計されたものだ。このような手順の間、ユーザー入力も、また確かにマウスの動きやクリックも無い。悪意あるコードは、マウス自身が使用されていない限り、非アクティブなままでいるよう設計されており、RAT(リモートアクセス型トロイの木馬)に、検出されずにいられるかなりのチャンスを与える…
※本記事は有料版に全文を掲載します
© The Register.
(翻訳:中野恵美子)
略歴:翻訳者・ライター
マウスを利用するこの陰険なマルウェアは、Symantecのセキュリティ研究者により検出された。セキュリティ業界大手の同社は、動的解析システムを回避するために「スリプ・モード」を使用するマルウェアも見つけたという。
© The Register.
《ScanNetSecurity》