覚えやすく入力しやすいパスワードをリスクのある方法で使用--ユーザ調査(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.02.21(土)

覚えやすく入力しやすいパスワードをリスクのある方法で使用--ユーザ調査(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、「Webサイトのパスワード利用実態調査」の結果を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
利用しているWebサイトの種類とID/パスワードの利用状況
利用しているWebサイトの種類とID/パスワードの利用状況 全 6 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は12月14日、「Webサイトのパスワード利用実態調査」の結果を発表した。本調査は2012年11月26日から11月27日、IDおよびパスワードでのログインが求められるWebサイトを利用中のユーザ(18歳から59歳までの男女)316名を対象に、Webアンケート調査により実施したもの。調査結果によると、パスワードでログインが必要なWebの利用状況は「ECサイト」(57.3%)、「ネットバンキング/保険」(52.2%)といった金銭を直接やりとりするWebサイトに次いで「SNS」(37.7%)が利用されており、、ユーザは1人あたり13.95サイト(標準偏差)を利用していることがわかった。

パスワードの設定・管理状況では、約7割が3種類以下のパスワードでほぼすべてのWebサイトを利用していると回答しており、パスワードの長さは9文字以下で2種以下の文字種の使用が大多数であった。また、約3~4割のユーザが「書いたり、保存せずに覚えている」(43.7%)、「手帳やノートにメモ」(34.8%)でパスワードを管理しており、パスワード変更頻度については「ほぼ変更しない(50.6%)」とするユーザが半数以上にのぼった。覚えやすく、入力しやすいパスワードをリスクのある方法で使用している実態が明らかになっている。

ユーザの印象や経験では、Webサイトを利用するにあたって62%のユーザがパスワードを自分で考えて設定することは面倒であると感じている。また、8割近くがパスワードについて「別のサイトで使っているパスワードを間違えて入力した経験がある」(79.1%)、「つい同じパスワードを複数のパスワードで使い回してしまう」(77.9%)、「どのようなパスワードがセキュリティ上、安全なのかわからない」(77.2%)と回答した。ただし、パスワードを「個人情報の重要度によって使い分けている」ユーザも43%おり、管理が困難にならない範囲でセキュリティに気を配っている現状もうかがえた。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  2. 医療機器保守用 VPN 装置から侵入 ~ 日本医科大学武蔵小杉病院にランサムウェア攻撃

    医療機器保守用 VPN 装置から侵入 ~ 日本医科大学武蔵小杉病院にランサムウェア攻撃

  3. IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

    IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

  4. JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

    JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

  5. 第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

    第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

ランキングをもっと見る
PageTop