CMS「concrete5」にXSSの脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、コンクリートファイブジャパンが提供するオープンソースのCMSである「concrete5」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「concrete5 日本語版 5.5.1から5.5.2.1まで」および「concrete5 英語版 5.5.0から5.6.0.2まで」には、XSSの脆弱性(CVE-2012-5181)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、英語版の修正バージョンの公開時期は未定としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》