Facebookから不正サイトに誘導、感染させる手法が増加か--脅威レポート(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.02.18(水)

Facebookから不正サイトに誘導、感染させる手法が増加か--脅威レポート(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、2012年12月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。2011年に流行したUSBメモリなどで自己拡散する「WORM_VOBFUS」が2012年11月下旬から改めて欧米を中心に流行している。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
トレンドマイクロ株式会社は1月10日、2012年12月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。12月のトピックスとして、2011年に流行したUSBメモリなどで自己拡散する「WORM_VOBFUS」が2012年11月下旬から改めて欧米を中心に流行していることを挙げている。新たな亜種をダウンロードさせるサイトのURLをFacebook上でアダルトコンテンツに見せかけて広める例が確認されており、国内での感染や同様の手口には今後も警戒が必要としている。

WORM_VOBFUSに感染すると、オンラインバンキングのアカウント情報を収集する不正プログラム「ZBOT」などが連鎖的にダウンロードされる例も確認されている。WORM_VOBFUSの亜種にはFacebookにメッセージを書き込む機能はないため、攻撃者がFacebook上でメッセージの投稿を行っていると推測される。これが端緒となり、リムーバブルメディアなどの感染と組み合わさることでWORM_VOBFUSが再度流行したようだ。攻撃者は不正プログラムに機能を追加せずとも、普及しているSNSを配布場所とし、ユーザの興味・関心をひくことで感染を広げている。

日本国内の不正プログラム検出状況では、「SIREFEF」や「Siref」などのZACCESS関連の不正プログラムが10位中5種ランクインしている。これらは、Javaなどアプリケーションの脆弱性を突いて悪意のあるWebサイトなどから侵入する。全世界の不正プログラム検出状況では、スパムメールに添付される「X97M_OLEMAL.A」が10位にランクインした。日本国内の問い合わせ状況では、不正プログラム検出数、感染報告数ともに「WORM_DOWNAD」が1位となっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 懲戒解雇処分 フジテレビ元社員が取材情報や内部情報を競合他社に漏えい

    懲戒解雇処分 フジテレビ元社員が取材情報や内部情報を競合他社に漏えい

  2. 「いやいや」セキュリティをやっている世の全ての管理者に寄り添う ~ スリーシェイク手塚卓也の Securify 開発哲学

    「いやいや」セキュリティをやっている世の全ての管理者に寄り添う ~ スリーシェイク手塚卓也の Securify 開発哲学PR

  3. VPN 機器のログから不正アクセスの痕跡 ~ 関西総合システムにランサムウェア攻撃

    VPN 機器のログから不正アクセスの痕跡 ~ 関西総合システムにランサムウェア攻撃

  4. メール誤送信で農林水産省 職員及びその家族 4,571 人分のマイナンバー含む情報漏えい

    メール誤送信で農林水産省 職員及びその家族 4,571 人分のマイナンバー含む情報漏えい

  5. 「セキュリティ貧困ライン」の提唱者が問うセキュリティ産業の原罪

    「セキュリティ貧困ライン」の提唱者が問うセキュリティ産業の原罪

ランキングをもっと見る
PageTop