今後、SaaS利用率の増加は緩やかに進む(矢野経済研究所) | ScanNetSecurity
2026.08.18(火)

今後、SaaS利用率の増加は緩やかに進む(矢野経済研究所)

 矢野経済研究所は29日、ERP・業務アプリケーションにおけるSaaSの利用意向について調査した結果を発表した。調査期間は2012年7月~2012年10月で、国内の民間企業、団体、公的機関などの法人にアンケートを行った。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
SaaSの利用率と今後の利用意向
SaaSの利用率と今後の利用意向 全 2 枚 拡大写真
 矢野経済研究所は29日、ERP・業務アプリケーションにおけるSaaSの利用意向について調査した結果を発表した。調査期間は2012年7月~2012年10月で、国内の民間企業、団体、公的機関などの法人にアンケートを行った。

 この調査では、財務・会計、人事・給与、販売管理、CRM・SFAの各業務アプリケーションについて、「現在導入しているシステムでSaaSを利用しているか」をまず質問した。現在SaaSを利用している比率を分野別にみると、財務・会計が2.9%、人事・給与で3.0%、販売管理で2.1%、CRM・SFAで9.0%となった。CRM・SFA以外はいずれも低い水準となっている。

 CRM・SFAについては、SaaS型CRM・SFAの大手ベンダーSalesforce.comが日本市場で成功を収めるなど、システム導入時にSaaSを選択することが一般的になっており、いち早くSaaSの利用が定着していることが、この背景にあると、同社では指摘している。

 また、「次回システムを更新および導入する際にSaaSを利用する意向」をみると、財務・会計6.6%、人事・給与6.4%、販売管理7.0%、CRM・SFA22.5%となった。いずれの分野においても現在のSaaS利用率を利用意向が上回っており、今後SaaSの利用率の増加は緩やかに進み、当面、従来のサーバ設置型のシステム導入が主流となる見通しである。CRM・SFAについては、特定部門での少人数での利用や試験導入など、今後さらにSaaSが積極的に導入され、利用率がいっそう高まると予測された。

CRM・SFA、今後SaaSが積極的に導入される見込み……矢野経済研調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アスクルへのランサムウェア攻撃、外部への漏えいの可能性を否定できない個人情報を追加で特定

    アスクルへのランサムウェア攻撃、外部への漏えいの可能性を否定できない個人情報を追加で特定

  2. 連絡先情報が窃取されフィッシングメール大量送信 ~ 取引先を偽装したフィッシングメールのリンクを講談社社員がクリック

    連絡先情報が窃取されフィッシングメール大量送信 ~ 取引先を偽装したフィッシングメールのリンクを講談社社員がクリック

  3. ネット犯罪の専門家、ワンクリック詐欺容疑で逮捕

    ネット犯罪の専門家、ワンクリック詐欺容疑で逮捕

  4. 兵庫県「さわやか提案箱」の提案者92人の個人情報が閲覧可能に ~ 公文書公開のPDF作成手順に誤り

    兵庫県「さわやか提案箱」の提案者92人の個人情報が閲覧可能に ~ 公文書公開のPDF作成手順に誤り

  5. GMOサイバーセキュリティ byイエラエ「地方公共団体向けペネトレーションテスト・パッケージ」の提供

    GMOサイバーセキュリティ byイエラエ「地方公共団体向けペネトレーションテスト・パッケージ」の提供

ランキングをもっと見る
PageTop