スマートフォンの不正アプリについてその手法と対策を解説(IPA) | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

スマートフォンの不正アプリについてその手法と対策を解説(IPA)

 IPA(情報処理推進機構)技術本部セキュリティセンターは1日、今月の呼びかけ「公式マーケット上の不正なアプリに注意!」を公開した。スマートフォン向けに増加傾向にある不正アプリについて、その手法と対策を解説するものとなっている。

製品・サービス・業界動向 業界動向
壁紙表示画面(接続中を意味するメッセージと、エラーを意味するメッセージ)
壁紙表示画面(接続中を意味するメッセージと、エラーを意味するメッセージ) 全 4 枚 拡大写真
 IPA(情報処理推進機構)技術本部セキュリティセンターは1日、今月の呼びかけ「公式マーケット上の不正なアプリに注意!」を公開した。スマートフォン向けに増加傾向にある不正アプリについて、その手法と対策を解説するものとなっている。

 IPAでは、Android OS向けの公式マーケット「Google Play」から、50万回以上もダウンロードされていた不正なアプリ「ポルノセクシーなモデルの壁紙」を発見。この不正アプリは、実行することで、スマートフォン内の位置情報やメールアドレスなどの情報が外部に送信されてしまうという。なお、このアプリは無料公開されていたが、現在は削除されているとのこと。当時この不正アプリの評価は、5.0満点中4.4、レビュー数が7,830と比較的良い評価で、安心してインストールしてしまった利用者が多いとIPAでは推測している。

 このアプリは、Wallpaper(壁紙)を謳っているにもかかわらず、端末情報の読み取りなど、アプリの機能としては不自然な許可などを求めている。しかしこれに気付かずインストールし起動してしまうと、壁紙が表示される裏で、メールアドレスや位置情報などの内容を窃取し、外部のサーバへ送信する。流出してしまうメールアドレスは、Android OSのスマートフォンを初期設定する際に必要となるGoogleアカウント用のメールアドレスとなる。

 IPAでは、「“Google Playからアプリをインストールすれば安全”と必ずしも言えない状況」だと指摘したうえで、「Android端末では、アプリをインストールする前に、アクセス許可を確認する」「信頼できる公式アプリマーケットからアプリをインストールする」「セキュリティソフトを導入する」といった対策を推奨している。

情報処理推進機構:情報セキュリティ:2013年3月の呼びかけ
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/03outline.html

“Google Playからアプリをインストールすれば安全”と必ずしも言えない状況……IPAが指摘

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  2. 海外からクラウドサーバへの RDP 接続で侵入 ~ ウエットマスターへのランサムウェア攻撃

    海外からクラウドサーバへの RDP 接続で侵入 ~ ウエットマスターへのランサムウェア攻撃

  3. 請求者に「百条委員会の中で、会議録は非公開の部分ではと思います」は市議会会議規則第113条第2項に違反

    請求者に「百条委員会の中で、会議録は非公開の部分ではと思います」は市議会会議規則第113条第2項に違反

  4. fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

    fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

  5. 41歳コンビニ店長の転職

    41歳コンビニ店長の転職PR

ランキングをもっと見る
PageTop