進まないクリックジャッキング攻撃対策の促進に技術レポートを公開(IPA) | ScanNetSecurity
2026.05.15(金)

進まないクリックジャッキング攻撃対策の促進に技術レポートを公開(IPA)

IPAは、「クリックジャッキング」の仕組みやその対策のポイントをまとめた技術レポート(IPAテクニカルウォッチ 第17回)を作成、公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「クリックジャッキング」に関するレポート
「クリックジャッキング」に関するレポート 全 3 枚 拡大写真
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月26日、「クリックジャッキング」の仕組みやその対策のポイントをまとめた技術レポート(IPAテクニカルウォッチ 第17回)を作成、公開した。クリックジャッキング攻撃とは、ユーザを視覚的にだまして正常に見えるWebページ上のコンテンツを示し、実際は別のWebページのコンテンツをクリックさせる攻撃のこと。操作した自覚がないにもかかわらず、SNSサイトなどWebサイト上で非公開としていたプライバシー情報が公開設定に変更されてしまうなど、情報漏えいの原因のひとつとなっている。

主要なブラウザでは対策が進められているが、この攻撃への対策はブラウザだけではなくWebサイトにおいても実施する必要がある。IPAでは、2013年の2月から3月にかけてクリックジャッキング攻撃の対策が浸透しているかどうかを、ログイン機能を持ちWebサイト上でユーザ情報の変更などができるWebサイト56件を抽出し調査した。その結果、対策済みだったのは3サイトのみで、残り53サイトでは未対策であることが判明した。根本的な対策のひとつであるX-FRAME-OPTIONSヘッダを付与していないことを未対策の判断基準としているが、この対策が進んでない理由として、その仕組みや対策方法が理解されていないことにあるとIPAでは推測している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

    あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

  2. マルタケの一部サーバでのシステム障害、不正アクセス(ランサムウェア)による影響の可能性も含め調査

    マルタケの一部サーバでのシステム障害、不正アクセス(ランサムウェア)による影響の可能性も含め調査

  3. 北海道ガスのLNG受発注システムに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が流出した可能性

    北海道ガスのLNG受発注システムに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が流出した可能性

  4. TEIKOKU のシンガポール販売子会社の Microsoft365 アカウントに不正アクセス、セキュリティシステムに不審メール報告が集中し発覚

    TEIKOKU のシンガポール販売子会社の Microsoft365 アカウントに不正アクセス、セキュリティシステムに不審メール報告が集中し発覚

  5. 底なしのウサギの穴で発見したもの ~ 農業用トラクターから見えた IoT セキュリティの構造的問題

    底なしのウサギの穴で発見したもの ~ 農業用トラクターから見えた IoT セキュリティの構造的問題

ランキングをもっと見る
PageTop