2012年の情報セキュリティインシデント、予想を大幅に下回る(JNSA) | ScanNetSecurity
2026.03.10(火)

2012年の情報セキュリティインシデント、予想を大幅に下回る(JNSA)

JNSAセキュリティ被害調査WGは、「2012年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【上半期 速報版】」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2012年上半期 個人情報漏えいインシデント 概要データ【速報】
2012年上半期 個人情報漏えいインシデント 概要データ【速報】 全 4 枚 拡大写真
NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)セキュリティ被害調査WGは4月30日、「2012年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【上半期 速報版】」を公開した。本報告書は、2012年上半期に新聞やインターネットニュースなどで報道された個人情報漏えいインシデントの情報を集計、漏えいした組織の業種、漏えい人数、漏えい原因、漏えい経路などの情報の分類、JOモデル(JNSA Damage Operation Model for Individual Information Leak)を用いた想定損害賠償額などを分析した結果をまとめたもの。

報告書によると、2012年上半期の個人情報漏えいインシデントの漏えい人数は123万9,626名、インシデント件数は954件、想定損害賠償総額は347億9,865万円であった。これより算出される1件あたりの漏えい人数は1,349名、1件あたりの平均想定損害賠償額は3,787万円、1人あたりの平均想定損害賠償額は5万7,710円となっている。予想された数値より大幅に下回った。原因は「管理ミス」が371件(38.9%)と「誤操作」324件(34.0%)が大きな割合を占め、以下、「紛失・置き忘れ」111件(11.6%)、「盗難」50件(5.2%)、「不正な情報持ち出し」27件(2.8%)、「内部犯罪・内部不正行為」17件(1.8%)と続いた。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  2. 誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

    誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

  3. 第一生命グループ 保険代理店 28 社から出向者 64 名が不適切な情報取得

    第一生命グループ 保険代理店 28 社から出向者 64 名が不適切な情報取得

  4. Symantec と Carbon Black が蓄積した攻撃事例を教師データとしてインシデントにおける次の一手を予測 ~ Broadcom ESG が語る AI 駆動型セキュリティの現在地

    Symantec と Carbon Black が蓄積した攻撃事例を教師データとしてインシデントにおける次の一手を予測 ~ Broadcom ESG が語る AI 駆動型セキュリティの現在地PR

  5. サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める

    サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める

ランキングをもっと見る
PageTop