落ち着こう、PRISM 自体は大きな問題ではない~しかし、そうだ、もはや Skype は安全ではない…そして GCHQ から目を離すな(その 1)(The Register) | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

落ち着こう、PRISM 自体は大きな問題ではない~しかし、そうだ、もはや Skype は安全ではない…そして GCHQ から目を離すな(その 1)(The Register)

NSA は他にも多数の収集プログラムを持っており、そこには CDB で見られるものと同類のディープパケットインスペクション(DPI)システムが含まれている。そのいくつかは 1990 年代の後期に計画された。

国際 TheRegister
【分析】 先週金曜(編集部註:6 月 7 日)Edward Snowden による内部告発で明らかにされた PRISM ――米国国家安全保障局によるウェブコミュニケーションやユーザデータ収集の極秘プログラムであり、米国のトップウェブサービスプロバイダ 9 企業を対象としている――は、記者たちが当初に想定したような、総合的で専制的な監視を行う巨獣のようなものではないらしい。

なぜなら、発表された数字が納得のいくものではないからだ。

そして The Guardian は、PRISM の暴露情報に埋もさせてしまう形で、重要なスクープとなる可能性のあるものを逃したのかもしれない――Microsoft が 70 億ドルで Skype を手に入れた 2011 年、米国政府もまた、以前の安全かつ複雑で、非常に信頼できる IP システムを利用した音声のピアツーピアへ戻るための道を手に入れた可能性がある…

※本記事は有料版メールマガジンに全文を掲載しました

© The Register.


(翻訳:フリーライター 江添佳代子

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  5. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  6. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  7. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  8. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

ランキングをもっと見る