インシデント報告件数が急増、1万件に迫る--JPCERT/CCレポート(JPCERT/CC)
JPCERT/CCは、2013年4月1日から6月30日までの四半期における「インシデント報告対応レポート」および「活動概要」を公開した。
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インシデントの内訳は「スキャン」が4,629件で全体の50.9%を占め、「Webサイト改ざん(1,847件)」が20.3%を占めた。「フィッシングサイト(287件)」は3.2%を占めている。また今四半期は、マルウェアサイトのインシデント件数がフィッシングサイトの件数よりも多くなった。活動概要では、「マルウェア配付サイトへの誘導を目的とするWebサイト改ざんの報告の急増」「FIRST Steering CommitteeメンバにJPCERT/CC 理事が再選」「法人におけるSNS利用に伴うリスクと対策を公開」「セキュアコーディングの教材、Java アプリケーションの脆弱性事例解説資料を公開」をトピックに挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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