「Apache Struts2」の脆弱性を狙う攻撃が急増、確認と対策を呼びかけ(ラック)
ラックは、Webアプリケーションを構築するためのフレームワークである「Apache Struts2」における脆弱性(S2-016)を悪用した攻撃が7月17日から急増しているとして、注意喚起を発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
脆弱性が確認されているバージョンは、「Apache Struts 2.0.0 ~ 2.3.15」。セキュリティアップデートが公開されたのは7月16日だが、翌日には攻撃が具現化している点で深刻な問題であるとしている。同社では、Apache Struts2を使用しているサイトの多くは、セキュリティアップデートの適用によるWebアプリケーションへの互換性問題が懸念されるため、互換性検証作業を行う都合で対策が遅れる可能性の懸念を指摘している。また、攻撃や被害を受けているかどうかの確認方法や、推奨する対策方法についても紹介している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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