危険性を自覚しつつもその便利さを追求、「歩きスマホ」に対する意識調査を実施(リビジェン) | ScanNetSecurity
2025.12.06(土)

危険性を自覚しつつもその便利さを追求、「歩きスマホ」に対する意識調査を実施(リビジェン)

 ITソリューション・アプリケーションサービスの提供を行うリビジェンは、10代・20代の男女500人を対象に、歩きながらスマートフォンを操作する「歩きスマホ」に対する意識調査を実施した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
歩きスマホをした経験の有無
歩きスマホをした経験の有無 全 5 枚 拡大写真
 ITソリューション・アプリケーションサービスの提供を行うリビジェンは、10代・20代の男女500人を対象に、歩きながらスマートフォンを操作する「歩きスマホ」に対する意識調査を実施した。

 急増する「歩きスマホ」には、駅ホームからの転落や周りの歩行者との衝突など、さまざまな危険が指摘されている。そんな危険を伴う「歩きスマホ」の経験者は調査対象者の86.8%にもおよび、そのうち40.1%が「日常的にしている」と回答した。また「歩きスマホで何をしているか」という質問に対する回答は、インターネットが23.7%、メールが29.5%、SNSが34.3%とネットに依存する若者の傾向が見られた。

 さらに「歩きスマホを規制する必要があると思うか」という質問には「どちらとも言えない」が49%、「必要ないと思う」が28.2%、「規制が入っても、歩きスマホを続けると思うか」との質問には、「続ける」が5.8%、「続けると思う」が25.8%、「わからない」が27.6%、「続けないと思う」が27.6%、「続けない」が13.2%という結果になった。

 「歩きスマホ」の規制に肯定的でない人の理由として、「規制は厳しすぎる」「便利だから」「緊急の連絡には必要」「バレなければ使ってしまうと思う」などがあがった。

 スマホユーザーの多くが「歩きスマホ」のもたらす危険性を自覚しつつも、その便利さを追求してしまうようだ。「歩きスマホ」は歩行者本人だけでなく、その周りの人にも被害がおよぶ可能性がある。「歩きスマホ」は控えるのが望ましいが、急用でやむを得ない場合でも、その危険性を意識し十分な注意を払うことが必要だ。

若者の「歩きスマホ」意識調査…規制後も意識変わらずか

《横井 真里@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  2. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  3. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  4. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  5. サイバー攻撃の脅威動向や最新の対策技術の調査・分析を行う「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター(Cyber Security Research Center)」をCTCが開設

    サイバー攻撃の脅威動向や最新の対策技術の調査・分析を行う「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター(Cyber Security Research Center)」をCTCが開設

ランキングをもっと見る
PageTop