最新の標的型攻撃を分析--情報収集には正規ツールを活用(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.01.05(月)

最新の標的型攻撃を分析--情報収集には正規ツールを活用(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」
「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」 全 3 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は8月21日、「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」を公開した。これによると、侵入時の攻撃が成功した後、内部のネットワーク探索や目的の情報を窃取するための活動において、調査対象20社すべての攻撃で主にシステム管理者が用いる正規ツール(遠隔管理ツール「PSEXEC」、ファイル消去ツール「SDelete」など)を利用し攻撃を「隠蔽」する傾向がみられた。

また、感染したバックドアと外部のC&Cサーバとの通信において、独自プロトコルを利用した通信が前年同期比約1.8倍の47%に増加した。さらに、侵入時においては、2013年上半期に見つかった一太郎の脆弱性を狙うゼロデイ攻撃や、日本語のファイル名(貴社の製品故障について、取材依頼書、打ち合わせ議事録、緊急地震速報訓練の協力についてなど)を用いて標的を騙す攻撃を確認している。

レポートでは、こういった侵入時活動、侵入後の内部活動ツール、内部活動の実態の詳細を紹介しているほか、これらの活動に着目した対策として、「内部活動の存在の検知」「侵入を前提としたシステム設計」「攻撃者心理に着目した対策」を挙げ、詳細に解説している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 不正アクセスで半年超 仮設ページによる運用 ~ 日本体操協会公式ホームページ 2026 年 1 月下旬リニューアルオープン

    不正アクセスで半年超 仮設ページによる運用 ~ 日本体操協会公式ホームページ 2026 年 1 月下旬リニューアルオープン

  2. リモートアクセス用公開サーバが起点となり管理者権限を取得された可能性 ~ サカタのタネへの不正アクセス

    リモートアクセス用公開サーバが起点となり管理者権限を取得された可能性 ~ サカタのタネへの不正アクセス

  3. 通販サイトには影響なし ~ 47CLUB にランサムウェア攻撃

    通販サイトには影響なし ~ 47CLUB にランサムウェア攻撃

  4. 複数の Fortinet 製品に暗号署名の不適切な検証の脆弱性

    複数の Fortinet 製品に暗号署名の不適切な検証の脆弱性

  5. GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM が「React2Shell(CVE-2025-55182)」の検知に対応

    GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM が「React2Shell(CVE-2025-55182)」の検知に対応

ランキングをもっと見る
PageTop