最新の標的型攻撃を分析--情報収集には正規ツールを活用(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.10.23(金)

最新の標的型攻撃を分析--情報収集には正規ツールを活用(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」
「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」 全 3 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は8月21日、「2013年上半期 国内における持続的標的型攻撃の分析レポート」を公開した。これによると、侵入時の攻撃が成功した後、内部のネットワーク探索や目的の情報を窃取するための活動において、調査対象20社すべての攻撃で主にシステム管理者が用いる正規ツール(遠隔管理ツール「PSEXEC」、ファイル消去ツール「SDelete」など)を利用し攻撃を「隠蔽」する傾向がみられた。

また、感染したバックドアと外部のC&Cサーバとの通信において、独自プロトコルを利用した通信が前年同期比約1.8倍の47%に増加した。さらに、侵入時においては、2013年上半期に見つかった一太郎の脆弱性を狙うゼロデイ攻撃や、日本語のファイル名(貴社の製品故障について、取材依頼書、打ち合わせ議事録、緊急地震速報訓練の協力についてなど)を用いて標的を騙す攻撃を確認している。

レポートでは、こういった侵入時活動、侵入後の内部活動ツール、内部活動の実態の詳細を紹介しているほか、これらの活動に着目した対策として、「内部活動の存在の検知」「侵入を前提としたシステム設計」「攻撃者心理に着目した対策」を挙げ、詳細に解説している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. セーファーインターネット協会が利用する「さくらのレンタルサーバ」に不正アクセス

    セーファーインターネット協会が利用する「さくらのレンタルサーバ」に不正アクセス

  2. メール配信システム「ブラストメール」に不正アクセス、データ持ち出しを確認

    メール配信システム「ブラストメール」に不正アクセス、データ持ち出しを確認

  3. ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に不正アクセス、泉大津市で寄附の受付ができない状況に

    ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に不正アクセス、泉大津市で寄附の受付ができない状況に

  4. 佐川急便「お荷物問い合わせサービス」に不正アクセス 第4報

    佐川急便「お荷物問い合わせサービス」に不正アクセス 第4報

  5. ムーンスターのサーバに不正アクセス、オンラインストアを利用した顧客情報が漏えいした可能性

    ムーンスターのサーバに不正アクセス、オンラインストアを利用した顧客情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop