Webブラウザ「Firefox」の最新版を公開、Android版では特に良く使う共有サービスのアイコンを自動的に追加(Mozilla Japan)
Mozilla Japanは17日深夜、Webブラウザ「Firefox」の最新版を公開した。最新版は「Firefox 24」となる。
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Windows、Mac、Linux版では、Mac OS X 10.7以降で採用された新しいスクロールバーがサポートされた他、右側のタブを閉じる機能が実装された。また新しいタブへの読み込み速度が向上したほか、ソーシャル:チャットウィンドウを切りはなして、移動できるようになっている。法人向け延長サポート版も更新された。
Android版では、Firefox共有メニューに、Twitter、Facebook、SMS、メールなど、特に良く使う共有サービスのアイコンが自動的に追加され、そのアイコンを一度タップするだけで共有サービスを利用できる「クイックシェア機能」が搭載された。またNFC対応のAndroid端末同士を「バンプ」(端末同士を軽く接触させること)するだけで、お気に入りのWebサイトをシームレスに共有できるようになっている。
その他では、ロケーションバーに表示されるリーダーアイコンを長押しすることで、リーダーリストへの追加が可能となった。また室内の明るさに応じて「ダークモード」 (明るい背景に暗いテキスト) と「ライトモード」 (暗い背景に明るいテキスト) が自動的に切り替わる。新しいHTML5 API「WebRTC」も新たにサポートされた。
最新版「Firefox 24」公開……Android版の情報共有機能が大幅アップ
《冨岡晶@RBB TODAY》
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