ワースト1位の米国は第2位のベラルーシと比較して約3倍もの量のスパムを配信、「スパム送信国ワースト12」を発表(ソフォス) | ScanNetSecurity
2024.05.19(日)

ワースト1位の米国は第2位のベラルーシと比較して約3倍もの量のスパムを配信、「スパム送信国ワースト12」を発表(ソフォス)

 ソフォスは10月21日、2013年7月~9月の「スパム送信国ワースト12」(Dirty Dozen spam sending nations)を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
スパム送信国ワースト12(送信量)
スパム送信国ワースト12(送信量) 全 2 枚 拡大写真
 ソフォスは10月21日、2013年7月~9月の「スパム送信国ワースト12」(Dirty Dozen spam sending nations)を発表した。

 上位2位の順位は変わらず、米国がワースト1位、ベラルーシが2位、インドが前回の6位から3位となっている。また今回、新たにイランが9位にランクインした。前回ランクインしていたウクライナ、カザフスタンはワースト12から消えている。ちなみに日本は22位(1.3%)となっている。

 米国は、第2位のベラルーシと比較して、約3倍もの量のスパムを配信しているが、米国がベラルーシの30倍の人口を抱え、インターネットアクセス環境が非常に発達していることなどが要因とのこと。そのため、人口比率別でスパム配信国ワースト12を見ると、ベラルーシが米国の11.1倍で1位となる。

 人口比率別スパム配信国のランクでは、12位のイスラエルは、今年初めてのランクイン。中東の国を標的にスパムを送信する傾向があり、米国と比較してスパムの配信数が1.8倍になっている。なお今回ルクセンブルクは前回の6位から4位に順位をあげている。

スパム送信国ワースト12、新たにイランが9位にランクイン……ソフォス調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  5. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  6. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  7. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  8. NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

    NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

  9. DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

    DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

  10. runc におけるコンテナ内部からホスト OS への侵害が可能となるファイルディスクリプタ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report)

    runc におけるコンテナ内部からホスト OS への侵害が可能となるファイルディスクリプタ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る